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海外映画俳優マガジン映画賞1999


 1999年度に劇場で観た映画の中から独断と偏見で各賞を選出します。

作品賞 「ノッティングヒルの恋人」
主演男優賞 アダム・サンドラー
(ウェディング・シンガー、ウォーター・ボーイ)
主演女優賞 グウィネス・パルトロウ(恋に落ちたシェイクスピア)
助演男優賞 ビリー・ボブ・ソーントン(シンプルプラン)
助演女優賞 レスリー・ステファンソン(将軍の娘/エリザベス・キャンベル)
監督賞 ジョン・マクティアナン(トーマス・クラウン・アフェアー)
脚本賞 「シックス・センス」
撮影賞 「エネミー・オブ・アメリカ」
音楽賞 「ラン・ローラ・ラン」


☆選考理由☆

作品賞
ノッティングヒルの恋人  各登場人物の特徴付けが非常によくなされていて、役者全員がそれを個性豊かに演じていた。チームワークがよく、作品自体も笑いあり涙ありでバランスがとれていた。次点は「ウェディング・シンガー」と「トーマス・クラウン・アフェアー」。「エンド・オブ・デイズ」も娯楽性という点でなら一番良かった。
主演男優賞
アダム・サンドラー
(ウェディング・シンガー、ウォーター・ボーイ)
 近年、低調ぎみなコメディ映画の中で、下ネタに頼らずに人を純粋に笑わせてくれた「ウェディング・シンガー」と「ウォーター・ボーイ」の主演俳優アダム・サンドラーは演技力はともかく<笑い>という点では、最も感動を与えてくれた俳優だった。
 次点ではつかみどころのない死神役が印象的だった「ジョー・ブラックをよろしく」のブラッド・ピット。
主演女優賞
グウィネス・パルトロウ(恋に落ちたシェイクスピア)  99年は特に一番という女優がいなかったが、あえてあげれば、「恋に落ちたシェイクスピア」で多彩な演技を見せてくれたグウィネス・パルトロウが最も印象に残った。その他ではラストの涙を誘う演技が素晴らしかった「娼婦ベロニカ」のキャサリン・マコーマックと「ブロークダウン・パレス」のクレア・デーンズ。「女と女と井戸の中」で見せたミランダ・オットーのけだるい演技もなかなか。
助演男優賞
ビリー・ボブソーントン(シンプルプラン)  弟と友人の板挟みにあって苦悩しながらも、結局は不幸な決断をしなければならない兄という役どころを見事に演じていた。これで主演なら主演男優賞もの。その他では「海の上のピアニスト」のプルート・テイラー・ヴィンスと「ノッティングヒルの恋人」のリス・エヴァンス、それと「グッバイ・ラバー」のドン・ジョンソン。
助演女優賞
レスリー・ステファンソン(将軍の娘/エリザベス・キャンベル) 「微笑みをもう一度」でサンドラ・ブロックの母を演じたジーナ・ローランズも捨てがたかったが、出番が少なかったのに主役よりも印象があったエリザベス・キャンベル役レスリー・ステファンソンに決定。台詞は少ないが、「海の上のピアニスト」のメラリー・ティエリーもよかった。
監督賞
ジョン・マクティアナン(トーマス・クラウン・アフェアー)  近年のリメイク映画の中では、最も優れていた。シナリオの良さもさることながら、やはりピアース・ブロスナンの魅力を存分に引き出し、古くささを感じさせない演出も素晴らしかった。
脚本賞
「シックス・センス」  ラストのどんでん返しに至るまでの伏線の張り方のうまさを評価。その他では「ディープエンド・オブ・オーシャン」の脚本もよかった。
撮影賞
「エネミー・オブ・アメリカ」  スローモーションとCGを巧みに使った「マトリックス」や日本のお茶の間シーンのようなカット割りが良かった「バッファロー’66」と迷ったが、衛星を利用してひとりの男を追跡するシーンが印象に残った「エネミー・オブ・アメリカ」の方が斬新だった。
音楽賞
「ラン・ローラ・ラン」  オープニングのアニメと実写と音楽の調和が見事に取れていて、オープニングだけは99年最高だった。エンディングが映像にマッチしていた「スネークアイズ」、挿入曲が良かった「アイズ・ワイド・シャット」もグッド。