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海外映画俳優マガジン映画賞2002


 2002年度に劇場で観た映画の中から独断と偏見で各賞を選出します。

作品賞 「トンネル」
主演男優賞 ハーレイ・ジョエル・オスメント(ぼくの神さま)
主演女優賞 パイパー・ペラーポ(翼をください)
助演男優賞 マーク・ダカスコス(ジェヴォーダンの獣)
助演女優賞 ミーシャ・バートン(翼をください)
監督賞 スティーブ・ブック(13ゴースト)
脚本賞 「ニューヨークの恋人」
撮影賞 「記憶のはばたき」
音楽賞 該当なし


☆選考理由☆

作品賞
トンネル  2002年はアクション映画で比較的良作が多かったが、そんな中、ベルリンの壁で分断されたドイツで、命を賭けて東側の家族を救出しようとする人々の姿を描いた「トンネル」が一番心を打たれた。リアルなトンネル掘削シーンもさることながら、各登場人物の駆け引きが緊迫感たっぷりに描かれている。他ではマーク・ダカスコスのアクション・シーンが最高だった「ジェヴォーダンの獣」、ゲームの世界を忠実に再現した「バイオハザード」、派手な演出が際立った「少林サッカー」、恐怖演出の優れていた「13ゴースト」など。
主演男優賞
ハーレイ・ジョエル・オスメント(ぼくの神さま)  主役でありながら、あえて自分よりも二人の子役を引き立たせる抑えた演技を披露したハーレイ・ジョエル・オスメントが印象深かった。とても普通の子役でそこまでのことはできない。他では容疑者となった息子の父を演じた「容疑者」のロバート・デ・ニーロ、兄をいたぶる弟ガンマンを演じた「ダスト」のジョセフ・ファインズ、「ニューヨークの恋人」のヒュー・ジャックマン。
主演女優賞
パイパー・ペラーボ(翼をください)  寄宿学校という閉鎖された世界の中で同性愛が発覚し、まわりからもさらに愛していた相手からも別れを告げられ、どんどん追いつめられていく多感な少女を演じたパイパー・ペラーポの演技は真に迫っていて素晴らしかった。他、「チョコレート」のハル・ベリー、「ニューヨークの恋人」のメグ・ライアン。
助演男優賞
マーク・ダカスコス(ジェヴォーダンの獣)  本当にアクションだけなのだが、そのマーク・ダカスコスのアクションの凄さがこの「ジェヴォーダンの獣」ではストーリーも主役の存在感も凌駕してしまう凄さであった。他、「王様の漢方」の渡辺篤史、「イン・ザ・ベッド・ルーム」のニック・スタール。
助演女優賞
ミーシャ・バートン(翼をください) 同性愛の走るルーム・メイトを傍観者的に見守る少女を演じたミーシャ・バートンの演技が印象に残った。他、「トンネル」の主人公を支える仲間の女性を演じたニコレッテ・クラビッツ、「記憶のはばたき」のブルック・ハーマン。
監督賞
スティーブ・ブック(13ゴースト)  幽霊屋敷の舞台装置を駆使して、観客を恐怖に陥れる演出は見事というほかなし。ただのお化け屋敷映画だけに終わらず、人間ドラマの部分もきちんと作ってあり、素晴らしかった。
脚本賞
「ニューヨークの恋人」  ただのラブ・コメに終わらず、きちんと伏線を効かせて、ラストの展開を盛り上げており、申し分なし。
撮影賞
「記憶のはばたき」  水面にゆらゆらと映る月を見て「月が踊っている」という少女の台詞を映像として観客に納得させられる形で見せてくれた。
音楽賞
該当なし