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タイトル 交渉人
原題 THE NEGOTIATOR
公開年 1998
監督 F・ゲイリー・グレイ
出演者 ケビン・スペイシー
サミュエル・L・ジャクソン
内容  シカゴ警察でナンバー1の人質交渉人ダニー・ローマンは相棒のネイサンから警察の年金基金が何者かに盗まれ、その犯行に警官と内務捜査局の人間が加わっているらしいと聞かされた。しかし、詳しい話を聞く前にネイサンは殺され、第一発見者のローマンに殺人の疑いがかかる。
 唯一の手がかりである内務捜査局のニーバウムに会いにローマンは連邦政府ビルへ赴くが、成り行きで人質を取って籠城することになる。かくして自分の無実を証明するためにローマンは警察と交渉することになった。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 二人の交渉人の心理戦が楽しめるサスペンス映画。ハッタリのかましあいがあるのと、登場人物の多さ、年金盗難事件の真相説明の不親切さも重なって、一度観ただけでは内容が理解しにくい。印象としては、意外に心理戦よりアクションシーンが多かった。
 犯人との交渉の仕方や突入方法などはリアルだが、交渉のプロであるにもかかわらず、ここで警察に撃たれたらサミュエルが明らかに死ぬというシーンが多すぎ。また、指揮を執っている交渉人(ケビン)の言うことを警官たちが聞かなすぎなのも気になる。
 登場人物各個のキャラの個性付けは際立っているが、肝心の主役二人の掘り下げが弱い。
 全体としては、警察の突入シーンが多すぎて、交渉人対交渉人の行き詰まる攻防戦が希薄になってしまい、普通の刑事アクション映画になってしまった。もう少し交渉という部分に力点を置いてもよかったと思う。