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| タイトル | アイズ ワイド シャット |
|---|---|
| 原題 | EYES WIDE SHUT |
| 公開年 | 1998 |
| 監督 | スタンリー・キューブリック |
| 出演者 |
トム・クルーズ ニコール・キッドマン |
| 内容 | 医師ウイリアムは妻から浮気願望の告白を受けて、激しく嫉妬し、奇行に走る。夜の街をさまよい、売春婦の誘いに乗ったり、友人から聞きつけた仮面乱交パーティーにまで参加し、ついに身の危険にまでさらされる。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 夫婦愛をテーマにした映画。キューブリックの映画らしい独特のテンポがある。 話の内容だけでとらえるなら、謎解きも単純でそれほど面白い話ではない。 しかし、倦怠期の夫婦が再び愛を取り戻すまでの映画と観れば、夫と妻のそれぞれの葛藤の描き方、仮面パーティーの位置づけ、医者の道を挫折してピアニストとなった友人との再会とそれぞれ考えられて映画の中に配置されている。 ニコール・キッドマンは上目遣いの視線が色っぽく魅惑的でよい。ヌード・シーンもあるが、予告編よりトム・クルーズとのからみは少ない。 トム・クルーズはこれまでの出演作の中では、妻の一言で動揺し、始終妻と別の男のベッドシーンを妄想している医師という最も情けない役回りながら、キッドマンの役回りと対照的になっていて、一見演技が下手そうに見えるが、かなり計算しているのだろうと思う。 本当の夫婦だからというわけではないが、夫婦の演技ぶりは本当に自然。そのせいか、子役の子にはもう少し頑張ってほしかった。 貸し衣装屋の娘としてリーリー・ソビエスキーが出演しているが、彼女の使われ方を見ると、キューブリック監督が存命なら、次作に出演してそうな感じだっただけに残念。 総評として、そんなに中身の濃い映画ではないが、映画全体が一つのテーマとなっているような非常に不思議なテンポのある映画。 |