| タイトル | セレブリティCELEBRITY |
|---|---|
| 原題 | CELEBRITY |
| 監督 | ウディ・アレン |
| 出演者 |
ケネス・ブラナー ジュディ・デイビス レオナルド・ディカプリオ ウィノナ・ライダー |
| 内容 | 小説家を目指しながら、芸能記事を書くリー・サイモン。高校の同窓会で老いの恐怖を感じた彼は、自由を求めて一方的に離婚を決意。妻ロビンと別れてしまう。自由となったリーは取材先で女優を口説き、つきあうが、次々とあしらわれ、頼みの小説もうまくいかない。一方でロビンは敏腕TVプロデューサーとめぐり逢って、レポーターに転身し、人気者となっていた。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆☆★ |
| 評 | 豪華な俳優陣が自分のパートで最大限の持ち味を出して演じている贅沢な映画。主役リーのケネス・ブラナーとつきあう相手の女性との話というのが、いくつも組み合わさって映画が構成されており、助演女優どうしの顔合わせというのはほとんどなく、オムニバス的な色彩が濃い。 個々の話は面白いが、全体的に昔の白黒コメディ映画を意識した作りで、ドラマ性が弱い。あまり人と人との心の通じ合いのようなものがなく、表面的なパロディ+主人公の人生ドラマといった感じ。そのわりに芸能界パロディにしては笑いの取れる面白さはない。また、あくまでリーを軸に動いているため、話の中で次の話に移る際に時間がかなりたっているのに、その経過があまり示されていない。 キャラ的には、リーの身勝手な性格が最後まで貫かれているのがよい。小説の批評がそのままリーの性格になっているというのは、演出が効いている。 役者の印象度としては、ディカプリオとグレチェン・モルのベッドシーンが結構コミカルでよかった。最初と最後を飾るメラニー・グリフィスの美しさも健在だし、ウィノナー・ライダーの演技も短いシーンながらも心を打たれた。 総評として、話的には決して上出来というわけではないが、役者の演技がしっかりしているので、映画としての完成度は高い。カラー版もあったら、見たい気もする。 |