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タイトル ウォーター・ボーイ
原題 THE WATERBOY
公開年 1998
監督 ケビン・ブロディ
出演者 アダム・サンドラー
キャシー・ベイツ
フェルザ・バルク
内容 母親と二人暮らしのボビー・ブーシェは水を愛して大学のフットボールチームの給水係をする事18年、チームの一員にいじめられながらも、頑張っていた。しかし、ついにクビとなり、今度は弱小フットボールチームで給水係となるが、そこでもいじめられ、怒った彼が選手にタックルして倒してしまう。それを見た監督は彼にフットボールの才能ありと見て、選手にしてしまうのだが……
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
 脚本、演出、テンポ、構成、役者の演技文句なし。ギャグは目新しいというわけではないのに、ギャグの出し方のタイミングが実にうまく、笑いのつぼを心得ている。また、笑いを取るのに安易に下ネタに走らなかったのも好感が持てる。
 ドラマも感動できる作りで、ラストまでの盛り上げ方も、そこまで観客にわかりやすい形で伏線を張り、きちんとキャラを成長させるという段階を踏んでいるため、素直にわくわく出来る。
 特撮は低予算ぽく、CGのモーフィングもちゃちだが、それがかえってコミカルで楽しめる。
 役者はみんなコメディに慣れているという感じで、演技にも不自然さがなく、チームワークが取れている。主演のアダム・サンドラーは「ウエディング・シンガー」の時とは全く違ったキャラで演じていて、それでいて人を笑わせられるのだから、並々ならぬ才能を感じる。たどたどしい言葉のしゃべり方、表情が実にいい。ボビーの母親役キャシー・ベイツの怪演ぶりも見事。恐い役が多かったフェルザ・バルクは今回はかわいらしさが見えてよかった。
 総評としては、コメディだから許される的な話のご都合主義な部分もあるが、それを差し引いても非常に楽しめる映画。笑えるし、最後は感動もできるし、コメディなら今年一番出来がいい一作。