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| タイトル | ゴースト・ドッグ |
|---|---|
| 原題 | GHOST DOG |
| 公開年 | 1999 |
| 監督 | ジム・ジャームッシュ |
| 出演者 |
フォレスト・ウィテカー ジョン・トーメイ ヘンリー・シルヴァ クリフ・ゴーマン |
| 内容 | <葉隠>の武士道に興じ、昔、自分の命を救ってくれたマフィアの幹部ルーイのために殺し屋をやっている男ゴースト・ドッグ。彼は普段はビルの屋上で鳩と暮らしている。 ある時、マフィアのボス、レイ・ヴァーゴの娘ルイーズの恋人フランクの暗殺の命を受けたゴースト・ドッグは、見事に仕事を果たすが、その現場をルイーズに見られてしまう。 ルイーズに暗殺の指令を知られたレイは、今度はゴースト・ドッグの暗殺をルイーズに指示するのだった。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 趣深い映画。 ストーリーだけなら、自分を狙うマフィアに復讐する殺し屋という単純なものだが、主役のゴースト・ドッグの殺し屋としての行動理論が感情論ではなく、あくまで武士道にのっとっているところが、この映画の雰囲気を独特なものにしている。うまく言えないが、南米から観た(昔の)日本の世界観で、「レオン」のような殺し屋映画を作ったという感じである。 登場人物も変わっていて、ゴースト・ドッグは恩人を主君だと思って殺し屋をやっていて連絡には伝書鳩を使い、屋上に住んでいるのに、持っている武器はレーザー・ポインター付きの高度なもので、車もリモコンでしかエンジンがかからないハイテクなものを持っている。そして、親友のアイスクリーム屋は、フランス語しか話せず言葉が全く通じないのになぜか友人関係が成り立っている。極めつけは敵のマフィアでボスから部下に至るまで構成員全員が40代後半以上で、おまけに幹部がアニメ好きである。 拳銃アクションは殺し屋ものとして「レオン」のようにプロの殺し屋らしくたくさんの標的に対して冷静に一発で仕留めたり、配水管を利用した射撃などアイデアに富んでいて、楽しめる。 ただ、映画自体は、終始同じテンポで盛り上がりに欠け、淡々としているので、観ようによっては退屈な映画でもあるし、そのあたりは紙一重である。 |