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タイトル カーラの結婚宣言
原題 THE OTHER SISTER
公開年 1999
監督 ゲーリー・マーシャル
出演者 ジュリエット・ルイス
ダイアン・キートン
トム・スケリット
ジョバンニ・リビージ
内容  知的障害のために長い間、私立の全寮制学校で教育を受けていたカーラが家族のもとに返ってきた。家族は暖かくカーラを迎えたが、カーラは独立心が強く、何かにつけて自分を束縛しようとする母親のエリザベスに反発する。
おすすめ度 ☆★★★★
 リズム感のないコメディ映画。「プリティ・ブライド」の監督が作ったとは思えないほど各シーンのつなぎの悪さが非常に目立つ。とにかく「プリティ・ブライド」に比べると、十段は見劣りがする。
 本来、主役ばかりでなく脇役の描き方にかけても一流の監督なのに、この作品では脇役キャラに全く焦点が当たらず、存在感が薄い。それと、知的障害と持つ女性という主人公を設定にしたのに、それがほとんど生かされず、普通の恋愛話を描いたため、彼女にはただのわがまま娘という印象しか受けなかった。
 役者にしてもカーラ役のジュリエット・ルイスはイメチェンを図っての演技だが、しゃべりのたどたどしさと大げさな感情表現ばかりをアピールするばかりで、内面的な演技が出来ていない。カーラの母エリザベス役のダイアン・キートンは、シナリオがお粗末なのか演技を表現できるシーンが少なく、ただ説教するだけの母親という中途半端な役どころになってしまった。
 ラストシーンを考えると、もっと母と娘の交流を描くエピソードを増やすべきだと思うが……。
 総評としては、優れたコメディも歯車が狂うと、テンポが悪くなる見本のような映画。