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タイトル 狂っちゃいないぜ
原題 PUSHING TIN
公開年 1999
監督 マイク・ニューウェル
出演者 ジョン・キューザック
ビリー・ボブ・ソーントン
ケイト・ブランシェット
アンジェリーナ・ジョリー
内容  ニューヨークの航空交通管制センターで働くニックはストレスに悩まされることなく、仕事も一流だった。そんなニックの職場に新人のラッセルが加わることになった。無口だが他人にはない強烈な個性を発揮するラッセルは強引だが腕は超一流だった。彼をライバル視するニックはやがて自分のペースを失い、仕事も家庭もうまくいかなくなっていく。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 航空管制室で働く男たちの青春映画といった感じ。何万人もの乗客の命を預かる航空管制室がこんな大雑把な職場でいいのかと考えてしまう。事実ならちょっと恐い。
 ニック役ジョン・キューザックがライバルのラッセル役ビリー・ボブ・ソーントンを意識するあまり、段々ペースを乱されていく様子がなかなか面白い。
 普段シリアス路線の多いジョンだけに新しい一面を見られた。ビリーはシンプル・プランとは全く違い、一匹狼で無口の変わり者だが仕事は一流という役どころを見事に演じ、またまたすごい一面を見せてもらった。それと、ニックの妻役ケイト・ブランシェットも「エリザベス」とは正反対のキャラで印象深かった。
 見所は、飛行機が降りる滑走路に立つシーン。本当に面白かった。
 ただ映画全体としては、コメディ路線で突っ走ったせいか、少々大事な場面での緊迫感に欠けた。それと、夫婦の問題か、対人関係の問題か、どっちを描きたかったのがいまいち焦点ぼけしていた。
 後、ニックがラッセルに羽を返したかどうかと、羽の意味、それと浮気以外で妻がニックを嫌った理由がどこなのかもはっきりしなかった。
 総評として、コメディ映画としてはテンポはいいものの、シナリオの出来が悪いのか、面白いレベルには達していない。ただ、ビリーの演技は素晴らしいので見て損はない。