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タイトル ラブ・オブ・ザ・ゲーム
原題 FOR LOVE OF THE GAME
公開年 1999
監督 サム・ライミ
出演者 ケビン・コスナー
ケリー・プレストン
ジョン・C・ライリー
ジェナ・マローン
内容  デトロイト・タイガースの40才のエース、ビリー・チャペルは5年付き合った恋人ジェーンに別れを告げられ、さらにオーナーからも引退をつきつけられ、失意のまま、ヤンキースの優勝のかかった試合のマウンドに上がる。
 ビリーはマウンドでジェーンとつきあった5年間を回想しながらも、親友である捕手のガスに励まされ好投を続けていた。
 
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 たった一試合だけで男の野球に賭ける生き様を見せる映画。「メジャーリーグ」のような盛り上げ型野球映画と違い、人情味のあるエピソードを盛り込んだ男臭い日本的な野球映画となった。
 特にビリー・チャペルの野球への取り組み方は家庭よりも仕事という感じで、怪我をしても引退を突きつけられても俺には野球しかないから、やめられないと必死に野球にしがみつく姿はなんかも日本のサラリーマン社会を描いているようにも見える。
 また、恋人の方も相手を愛しているものの男の仕事を理解できず、離れていってしまうところもやっぱり日本的な気がする。
 役者としてはビリー・チャペル役ケビン・コスナーは「アンタッチャブル」の頃のような知性があって活動的な男よりも疲れ切った引退間近の男を演じる方がさまになってきた。演技してなくても、親父ムードが漂ってきてぴったりなキャスティング。ジェーン役のケリー・プレストンは笑顔もキュートで若々しくとても苦労してる女性に見えないし、ケビンとの年齢バランスが合わない感じ。ジェーンの娘ヘザー役のジェナ・マローンはサポート娘キャラとしては文句なしだが、このままだと普通の女優で終わってしまうので頑張って欲しいところ。捕手のガス役のジョン・C・ライリーは男の友情を上手く表現していてなかなかよかった。
 この映画の評価は、個人的には感動的な泣ける映画だが、野球ファンでないと、この映画の良さはなかなか伝わらないのではないかという気がする。中盤、ビリーのリハビリへの意気込みや特訓シーンがさらりと描かれすぎて、大切なシーンなのにあっさりとした印象になってしまったのが残念。