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タイトル 救命士
原題 BRINGING OUT THE DEAD
公開年 1999
監督 マーティン・スコセッシ
出演者 ニコラス・ケイジ
パトリシア・アークエット
ジョン・グッドマン
ビング・レイムズ
内容  ニューヨークの救急救命士フランク・ピアースは救急車で現場から病院へ患者を運ぶことを仕事にしているが、最近患者を病院に連れて行く前に死なせてしまうことが続き、悩んでいた。
 そして、助けられなかった少女の亡霊からは責め立てられ、不眠不休の仕事が続き、フランクは次第に精神が衰弱していく。
おすすめ度 ☆☆★★★
 毎夜、激務に追われる救命士の仕事の日々を描いた映画。
 無線で呼び出され、救急車で患者のいる現場へ駆けつけ、患者を病院で運ぶという話を最初から最後まで延々見せられる。
 恐らく救命士が疲れて眠りたいのに仕事に追われ、おまけに患者の死の責任まで追及されてしまうという心の叫びを伝えたいという意図が監督にはあるのだろう。そうでなければ、退屈なトリップ映画としか見えない。ドラマ性はほとんどない。
 フランク役ニコラス・ケイジが疲れて段々とやつれていく様子が彼の表情とシンクロして、観る側にも疲労感を与える。苦悩に満ちた演技は彼のお得意なので、その点では見事。
 ニコラスと夫婦初共演となるパトリシア・アークエットは、患者の娘メアリー役で地味ながら、いい演技をしていた。
 総評としては、退屈な映画としか表現できないが、見る人によってはいろいろな面白さを見いだせるのではないだろうか。救命士の大変さだけは判った。