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タイトル セイヴィア
原題 SAVIOR
公開年 1999
監督 ピーター・アントニエビッチ
出演者 デニス・クエイド
ナタサ・ニンコヴィッチ
ナスターシャ・キンスキー
ステラン・スカルスゲート
内容  パリでイスラム原理主義者のテロにより妻と子を失った米兵のギイは怒りに駆られ、イスラム寺院を襲撃したために軍を追われ、外人部隊の一兵にまで堕落していた。
 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の最中、ギイは捕虜交換で預かった妊婦のヴェラを相棒と送り届けることになった。
 しかし、相棒の、ヴェラへの暴力を防ぐため、射殺してしまったギイは産み落としてしまった赤子とヴェラを連れて、国外からの脱出を図る。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 妻と子をテロで失い外人部隊にまで転落した男が、女をキャンプへ送り届ける過程で赤ん坊と一緒にいるうちに生への希望を見つけだす映画。
 ナスターシャ・キンスキーがメインの名前にありながら、序盤で爆死してしまうのは詐欺だと思った。
 デニス・クエイドは彼の過去の出演作の中では一番の出来と言うくらい、体を張って演技をしていた。
 特に、最初は何事にも無関心だったギイが、自分の子供なのに全く世話しないヴェラのせいでやもえず自分が赤子の面倒を見るようになり、次第に人間味を取り戻していくところや銃の腕前がすごいのにその行動には神経質なまで慎重なところとか、性格描写がよくできていた。
 難点は、キャラのプロフィールや状況説明がないところ。映画からではギイがどんな職業の人間であるか、どんな過去の人間かもわからないし、彼の心情描写すらない。また、状況説明がないまま、話がどんどん進んでいくので、話になかなか入り込めない。
 映画としては監督の自己満足の映画という感じでちょっと不親切。