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タイトル アンドリューNDR114
原題 BICENTENNIAL MAN
公開年 1999
監督 クリフ・コロンバス
出演者 ロビン・ウィリアムズ
エンベス・デイビッツ
オリバー・プラット
キルスティン・ウォーレン
内容  マーティン家にノース・アム・ロボティック社から大きな荷物が届く。中に入っていたのは、父親リチャードが注文したお手伝いロボットNDR114であった。アンドリューと名付けられ、マーティン家で働き始めたアンドリューだったが、ある時、次女アマンダのガラスの馬を壊してしまう。
 アンドリューはお詫びに木彫りの馬を作り、アマンダにプレゼントするが、その木彫りの馬の独創性をリチャードが気づき、彼の個性に磨きをかけようと決意する。
おすすめ度 ☆☆★★★
 自我に目覚めたロボットが200年の人生の中で人間となるために数々の努力をし、人間として社会から認められるようになるまでの映画。
 表向きは上記のような感じだが、実際問題としてアンドリューは人間臭いと言うより嫌な人間のタイプである。お手伝いロボットなのに、嫌いと思った人間は好きになろうともせず、ずっと嫌いなままで嫌みを言い、好きな人間にだけ忠誠を尽くす。また、自己主張が強く、常に自分中心にものを考えて、相手のことはあまり考えない。これがラストまで治らないので、キャラクターに最後まで愛着が持てなかった。
 特にひどいのは、自分が不死身なので、恋人を長生きさせるために彼女の希望とは裏腹に自分が作った人工臓器を彼女に埋め込んでいる点。
 映画的には、どういう映画にしたいのかというのが今ひとつ見えてこない。感動映画にしてはアンドリューがあまりにも身勝手な性格すぎるし、コメディ映画にしては上映時間が長く、退屈である。人間ドラマにしては、キャラの成長がなさすぎる。
 役者としては、リトル・ミスの父親リチャード・マーティン役のサム・ニールが役にはまっていて、前半のドラマをしっかりとしたものにしてくれた。オリバー・プラットも相変わらず個性的な役どころ。
 ロボットの造形は表情が動きの少ない中にも豊かに表現されていて、嫌みなアンドリューでなかったら、素晴らしいかったであろう。
 主役のロビン・ウィリアムズは面白い俳優なのに、映画の中ではその実力がほとんど表現されていないような気がする。