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タイトル オネーギンの恋文
原題 ONEGIN
公開年 1999
監督 マーサ・ファインズ
出演者 レイフ・ファインズ
リヴ・タイラー
トビー・スティーヴンス
レナ・ヒーディー
内容  ペテルブルクで享楽的な生活を送っていた青年貴族オネーギン。財産を使い果たした彼は、亡くなった伯父の領地を受け継いだ彼は田舎の土地に住むが、都会的な彼は今ひとつなじめない。
 そんな時、彼は青年地主レンスキーと再会する。
おすすめ度 ☆☆★★★
 前半の親友との決闘事件までで物語を終わらせておけば、中世貴族社会を背景とした結ばれない淡い恋愛映画として、よくできた映画であった。
 しかし、後半はシニカルだが自分らしさを確立していたはずのオネーギンが急に未練たらしくなる。彼女を一度はかっこよく自分でふっておきながら、後になって美しくなった彼女と再会してから急に恋しくなり、夫のいる彼女に執拗につきまとって、自分と付き合ってくれと懇願する情けない男になってしまう。
 前半と後半のオネーギンの変貌ぶりをレイフ・ファインズが上手く表現していたが、ちょっとギャグっぽかった。
 それと、リヴ・タイラーにも前半と後半の演技の差に難があった。前半は無口で無愛想だが、内面は情熱的という女性をそれなりに上手く表現していたのだが、後半は年月を経て大人の美しい女性になった(という設定の)はずなのに、外見や容姿をとっても全然大人っぽさも色気もなく、かえって台詞が多くなったせいなのか、幼くなったような印象を受けた。
 彼女の声が可愛すぎるのもこの映画には合わなかった感じ。
 後、後半の冗長で何の目的も見いだせない退屈な展開も気になった。