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| タイトル | ザ・ハリケーン |
|---|---|
| 原題 | THE HURRICANE |
| 公開年 | 1999 |
| 監督 | ノーマン・ジュイソン |
| 出演者 |
デンゼル・ワシントン デボラ・カーラ・アンガー ヴィセラス・レオン・シャノン ダン・ヘダヤ |
| 内容 | 1963年、少年時代の犯罪歴をものともせず、ボクシングのウェルター級のチャンピオンとなり栄光をつかんだルービン・”ハリケーン”・カーター。 しかし、3年後、故郷ニュージャージー州で起こった酒場での男女3人の殺害事件でルービンは容疑をかけられ逮捕される。人種偏見を持つペスカ刑事の陰謀によりルービンは裁判で終身刑の判決を受ける。 ルービンは自伝を執筆し再審を求めるが、そこでも敗れ、挫折する。 しかし、その数年後、カナダ人グループの預けられている少年が古本市でルービンの本を手にしたことから、状況が大きく進展する。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 殺人罪で終身刑を宣告された元ボクサーが裁判で無罪を勝ち取るまでの映画。実話。 デンゼル・ワシントンが20代から50代までのルービン・カーターを好演。年齢に応じた演じわけは見事。獣のように荒々しく、たくましい体つきのボクサー時代と刑務所の中で人生を達観してしまった50代の現在とのギャップが本当に同じ人間が演じているのかと思うぐらいすごい。 映画としては、リサ(ナターシャ・マケルホーン)を筆頭とするカナダ人グループがルービンと親しいというわけでもなく、また支援団体でもないのに、身の危険に変えてまでルービンを助けようと調査活動をするところが、実話とすれば、本当に奇特な人たちだなぁと感じてしまう。 ルービンを陥れた悪徳刑事のでっち上げ証拠は割とずさんなのに、ルービンが二度も裁判で負けてしまったと言うことはその当時の人種差別がかなりひどかったことを感じさせる。 あまり演出にこだわらなかったのか、感動味は薄いが、デンゼル・ワシントンの多彩な演技っぷりが楽しめる硬派な映画。 |