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| タイトル | 英雄の条件 |
|---|---|
| 原題 | RULES OF ANGAGEMENT |
| 公開年 | 2000 |
| 監督 | ウィリアム・フリードキン |
| 出演者 |
トミー・リー・ジョーンズ サミュエル・L・ジャクソン ガイ・ピアース ブルース・グリーンウッド |
| 内容 | 1996年、暴徒と化した民衆に包囲されたイエメンのアメリカン大使館から大使一家を救出するため、海兵隊の英雄チルダーズ大佐が派遣された。 大佐率いる軍は何とか大使を救出するが、激しいゲリラの銃撃に思わず群衆に向かっての発砲を命令し、83人の死者を出してしまう。 世論の批判を恐れたアメリカ政府はチルダーズを軍事裁判で有罪にしようとするが、チルダーズは無罪を主張し、弁護人にベトナム戦争の戦友ホッジス少尉を選ぶ。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 軍事法廷映画。ベトナムでの米軍とベトナム軍との戦闘シーンや大使館前での海兵隊とテロリストとの銃撃戦はなかなか迫力があり、緊張させられる。 大使館前でデモを起こしたイエメン人たちの射殺が合法か違法かで裁判が行われるのだが、弁護側も検察側も失われたイエメン人たちの命のことはまるで眼中にないところがすごい。弁護側は民衆が銃を発砲したから、射殺を指示したまでで軍規違反ではないと無罪を主張し、検察側は他の国々から非難されるのを恐れて、国際世論を納得させるために証拠を隠蔽してまで有罪にしようとする。 どちらの思考も普通の社会の倫理観とはかけ離れた軍や政治の世界でしか通用しない考え方で、正直最後にチルダーズが無罪になっても、不満ばかりが残った。 戦争の悲惨さを伝える反戦映画より軍隊内の思考の異常さを見せてくれるこの映画の方がはるかに反戦の効果があると思う。 |