cover
タイトル パトリオット
原題 THE PATRIOT
公開年 2000
監督 ローランド・エメリッヒ
出演者 メル・ギブソン
ヒース・レジャー
ジョエリー・リチャードソン
ジェイソン・アイザックス
内容  1776年、サウスカロライナ。フレンチ・インディアン戦争の勇士だったベンジャミン・マーチンは農夫として七人の息子と平和に暮らしていたが、アメリカ独立戦争に巻き込まれ、イギリス軍に息子を殺される。逆上したベンジャミンは独立軍に参加し、長男を部下にして、イギリス軍に挑む。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 「大草原の小さな家」的な家族愛ドラマとアメリカ独立戦争を掛け合わせた映画。
 戦争シーンは捕虜を容赦なく虐殺したり、兵の家族を皆殺しにするなど、戦闘シーン以上にかなり残酷である。その割に、コメディチックなドラマが随所で展開されるので、そのギャップに少々戸惑う。
 この感覚は「ペイ・バック」にも似ている。
 家族ドラマのシーンはほろりとさせられるし、クライマックスでの因縁の敵タビントン大佐とメル・ギブソン演じるベンジャミン・マーチンの対決もハラハラさせられるし、娯楽作としてはそれなりによくできている。
 しかし、ベンジャミンが反戦主義と交戦主義をコロコロと変え、性格が極端に変わるのはちょっとついていけない。戦争の悲惨さやむなしさを訴えるのにしてはコメディ要素を盛り込みすぎだし、家族ドラマにしては残酷シーンが多すぎである。
 リアリティもいいが、もう少し救いのある話にしないと、全然楽しめない。