タイトル 愛ここにありて
原題 HERE ON EARTH
公開年 2000
監督 マーク・ピズナースキー
出演者 クリス・クライン
リーリー・ソビエスキー
ジョシュ・ハートネット
マイケル・ルーカー
内容  資産家の父を持つケリー・モースは高校の卒業への解放感から、父に買ってもらったベンツに乗り、町の酒場に立ち寄った。そこで働くサマンサ・カヴァノーと親しく話したことから、ケリーは地元の若者ジャスパー・アーノルドと口論となり、ついには車で競争することになるが、その車の暴走でサマンサの店は全焼してしまう。
 裁判で有罪の代わりに店を直すように言われたケリーとジャスパーだったが、サマンサをめぐり、たびたび諍いを起こす。
 しかし、サマンサの気持ちは、幼なじみのジャスパーより母親のいない孤独な影を持つケリーの方に流れていった。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 どこまでもロマンチックな若手俳優による大人の恋愛映画。ストーリーとしては後から現れた男に恋人の心が移っていっちゃう系の話と癌による美人薄命の話を合わせた映画。女性というのは、貧乏人のバカ男より金持ちで知的で影を持っている男性の方にやっぱりひかれてしまうのだろうか。
 ただよくあるラブロマンス映画の割に、主演の若手三人の演技はとても素晴らしかった。「バージン・スーサイズ」ではプレイボーイだったジョシュ・ハートネットがやんちゃで単純で、恋人だと思っていた彼女に情けなく振られてしまうジャスパー役を違和感なくはまり役のように演じているし、ケリー役クリス・クラインも金持ちでうぬぼれ屋なんだけど、母の死という傷を心に深く負っているという微妙な心理状態を繊細に表現していた。そして、サマンサ役リーリー・ソビエスキーはまだ十代なんだけど、完全に大人の女性のような演技をしていて、子役からの脱皮という壁は全く感じさせなかった。ただ、あまりリズム感や、弾ける感じがないので、コメディ路線での主役は向かなさそう。それと、リーリーは182センチの身長と言うが、映画で見て初めてその背の高さが実感できた。本当に高い。