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タイトル ピッチ・ブラック
原題 PITCH BLACK
公開年 2000
監督 デヴィッド・トゥーヒー
出演者 ヴィン・ディーセル
ラダ・ミッチェル
コール・ハウザー
キース・デイビッド
リアナ・グリフィス
内容  定期旅客船が事故を起こし、謎の惑星に不時着した。その惑星は太陽が三つある夜の来ない惑星であった。生き残った副操縦士フライ、イスラム教徒の巡礼者たち、地質学者ジーク、シャザ夫婦、骨董商、家出少年、護送中の殺人犯リディックと刑事ジョンズは砂漠の惑星を探索し、脱出の方法を探る。
 その矢先、謎の洞窟を調べていたシークが怪物に引き込まれ、惨殺された。その怪物は光を苦手とする闇の中で活動する人食い生命体で、残っていた鉱山会社の人間は皆殺されていた。
 早急に船を修理して脱出を考えるフライたちだったが、22年に一度の日蝕が迫り、惑星は夜になろうとしていた。
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
 エイリアン惑星からの脱出映画。有名な役者を起用しているわけでもなく、アクションも派手ではないが、キャラクターと演出、エイリアンの造形の妙で秀作となった。
 キャラはもう暗闇でも目が見える脱獄殺人犯リディック役ヴィン・ディーセルが渋く、ダークさを醸し出していて最高にかっこいい。また、フライ役ラダ・ミッチェルは男性顔負けの行動力と演技力で映画をうまく引っ張っていける存在感があり、明のラダ・ミッチェルと暗のヴィン・ディーセルのバランスが見事に取れていた。
 警官のふりをしている謎の賞金稼ぎジョンズ、リディクに憧れスキンヘッドになる少女ジャッキー、神を信じてやまないイスラム教徒イマムなど出てくるキャラが個性派揃いでわかりやすかった。
 出てくるエイリアンもギャオスをイメージさせる怪物で、数匹ではなく無限に出てくるところがすごい。動きも問題なし。
 そして、演出でも最初は太陽が三つ合った惑星がやがて日食となり、太陽を苦手とする怪物が一斉に外に飛び出してくるのはなかなか迫力がある。
 正直、アイデア出尽くしのエイリアン映画の中では、今年最高の出来の一本。