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タイトル ジュリアン
原題 JULIEN DONKEY-BOY
公開年 1999
監督 ハーモニー・コリン
出演者 ユエン・ブレンナー
クロエ・セヴィニー
ヴェルナー・ヘルツォーク
エヴァン・ニューマン
内容  精神分裂病のジュリアンは妊婦の姉バール、威圧的な父、階段を使ってレスリングの訓練をする弟クリス、祖母の5人の暮らしていた。一見、バラバラの家族だが、どこか不思議な連帯感を保っていた。
おすすめ度 ☆★★★★
 風変わりな家族の人間模様を描いたドキュメンタリータッチの映画。「セクシュアル・イノセンス」のように監督の感性が色濃く出ていて、静止画で音声だけ流したり、映像に特殊効果をつけたり、映像の繰り返しを行ったり、演じる役者にビデオカメラを持たせたようなカメラ・アングルなどとにかく映像を思いっきりいじっている。
 出だしを見ると、「ブレアウィッチ・プロジェクト」のような恐怖感も感じるが、すぐにこの映画の異質さが現れる。
 正直、この映画を芸術としてでも見ない限り、かなり退屈な映画である。エピソードは面白そうなのだが、ドラマではないのである。下手をすると、自主映画のような映像作りと抑揚のない展開に腹が立ち、途中で映画館を出てしまいたくなるくらい拙い印象も受ける。
 総評としては、映画館で寝るのにはちょうどいい映画。最後だけ見ても、全部見ても恐らく印象はほとんど変わらない。