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タイトル 宮廷料理人ヴァテール
原題 VATEL
公開年 2000
監督 ローランド・ジョフィ
出演者 ジェラール・ドパルデュー
ユマ・サーマン
ティム・ロス
ジュリアン・グラヴァー
ジュリアン・サンズ
内容  1671年、コンデ大公のシャンティイ城に国王ルイ14世を招待することになった。滞在期間は三日。再起をかけるコンデ大公は莫大な借金もいとわず、国王一行を一世一代の饗宴でもてなすため、その準備にかつて財務長官フーケのヴォー・ル・ヴィコント城の宴を取り仕切ったことのある天才料理人フランソワ・ヴァテールに任せることになった。。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 国王もてなし映画。失敗の許されないルイ14世のための宴会をたった一人で仕切る料理長ヴァテール役をジェラール・ドパルデューが好演。
 一本筋の通った人間味のある堂々とした演技で映画の進行をきちんと導いていた。
 映画のスタートが宴会の直前からなので、ヴァテールの実力や才能というものが今ひとつわからないまま、進むのが残念。
 料理長の立場のヴァテール一人がなぜこれほどの責任を背負わなければならなかったのかという部分やなぜ任されたのかという部分を最初に描いていてくれた方が映画としてはより彼のひととなりがわかってよかった気がする。
 映画としてはルイ14世時代の貴族の退廃ぶりがよく描けているが、宴会の部分の描き方が料理ではなく、ショー・アップを中心に描かれてるのが不満。ヴァテールの能力をアピールするのなら、花火ショーやガラスの食器より料理の凄さを見せて欲しかった。
 ただ、本当に宴会を準備する時間やお金が少なかったというのは、料理をする場所の衛生環境の悪さやぎりぎりで届く発注品、日雇いみたいな感じの料理人たちからよく伝わった。