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タイトル 楽園をください
原題 RIDE WITH THE DEVIL
公開年 1999
監督 アン・リー
出演者 トビー・マグワイア
ジェフリー・ライト
スキート・ウーリッチ
ジョナサン・リース・マイヤーズ
ジム・カヴィーセル
内容  1862年、南北戦争の続くアメリカ・ミズーリ州。ドイツ生まれの青年ジェイク・ロデルは前年、父親が南北戦争が始まるから北軍のグループへ避難しろといわれていたが、親友のジャック・ブル・チャイルズが目の前の自分の父を北軍に銃殺されてしまったことから、彼と共に南軍のゲリラ部隊に参加し、戦うことになった。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 南北戦争の中で生きたドイツ系アメリカ人の青年と黒人青年の映画。
 「パトリオット」のように同じアメリカ人同士が殺し合う南北戦争の凄惨さを伝える映画でもあるが、同時にトビー・マグワイア演じるドイツ系と言うだけで仲間はずれにされているドイツ系アメリカ人青年ジェイク・ロデルとジェフリー・ライト演じる黒人奴隷容認の南軍派で戦っている黒人青年ダニエル・ホルトの二つの物語が同一線上の話の中でバランスよく絡み合い、お互いの成長として描かれている。
 ともすれば、ハリウッド的な映画ならラストは復讐劇で終わるところを、あえて前向きな人生の旅立ちとして爽やかに終わらせている点は、非常に好感が持てる。「グリーン・ディスティニー」と同じ監督とは思えない。
 役者としては、やはりトビー・マグワイアは演技がうまい。最後まで登場人物の性格を貫いていて、不自然さがなかった。