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タイトル ハンニバル
原題 HANNIBAL
公開年 2000 アメリカ
監督 リドリー・スコット
出演者 アンソニー・ホプキンス
ジュリアン・ムーア
レイ・リオッタ
ジャンカルロ・ジャンニーニ
ゲイリー・オールドマン
内容  バッファロー・ビル事件から10年後。ハンニバル・レクター博士のせいで顔を失った大富豪メイスン・ヴァージャーはレクターへの復讐のため、FBI捜査官クラリス・スターリングを利用して、レクターを捜させる。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 「羊たちの沈黙」の続編。
 映画の作りとしては、テンポはそれほど悪くないが、緊迫感やスリルがあまりなく、展開も単調にして冗長で退屈な感じ。残酷と感じられるシーンもラストぐらい。
 この作品のレクター博士はクラリスに対して父性的な優しさを持つ存在して描かれており、前作のような異常な思考性や悪人ぶりが軽減されている。そういう意味でラストは原作のような催眠洗脳オチにならず、クラリスとレクターの関係を尊重し、現状のままに留めたラストは映画全体のテーマからいったら、非常にはまっているし、好感が持てる。少なくとも、不満の残る作品ではなく、きれいな作品となった。
 レクターを狙う富豪ヴァージャーに関しては長年レクターに復讐心を抱き、準備をしてきた割には、いざレクターを捕らえた時の対応に油断がありすぎるのではという気がする。また、レクターが強すぎるのか、ヴァージャーの印象も物語の中核をなしている割には弱い気がした。
 単体の作品としてみたら、少し評価の落ちる内容。
 しかし、何となく雰囲気は同じアンソニー・ホプキンス主演の「タイタス」とだぶる。