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タイトル トラフィック
原題 TRAFIC
公開年 2000 アメリカ
監督 スティーブン・ソダーバーグ
出演者 マイケル・ダグラス
ベニチオ・デル・トロ
ドン・チードル
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
デニス・クエイド
内容  メキシコ州警察の警官ハピエール・ロドリゲスとマノーロ・サンチェスは犯罪取締官サラサール将軍に協力して、麻薬カルテルの一味で殺し屋のフランシスコ・フロレスを捕獲。拷問によって麻薬カルテルのボス、ホアン・オブレゴンのアジトを聞きだし、壊滅に成功。同時に対立組織のボス、ポルフィリオ・マドリガルも外科手術中に死亡したと発表した。
 しかし、ハピエールたちは生きているボルフィリオを発見し、サラサール将軍とボルフィリオが裏でつながっていたことを知る。マノーロはアメリカの麻薬取り締まり局にこの情報を売ることをハピエールに持ちかけるが、ハピエールは保身に走ってしまい、マノーロを死に追いやってしまう。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 社会に蔓延する深刻な麻薬問題を密売組織と警察と政府の複雑な関係の中で捉えた人間ドラマ。
 麻薬撲滅は法の執行や弾圧などの表層的な対策だけでは解決できるものではなく、社会の環境整備や家族の協力など内面からの対策も必要だというメッセージが込められている。
 各エピソードにあまりつながりがなく、ストーリー的には方向性が見えない感じだが、ラストは希望のある感じで終わっている。
 内容の割にはそれほど派手な展開もなく、ドキュメンタリーっぽい人間くさいドラマが展開されている。
 ハピエール役ベニチオ・デル・トロはラストの近所のおじさんのような優しい表情の演技がかなり印象深かった。それと、ヘレーナ役キャサリン・ゼタ・ジョーンズも最初は普通の真面目な主婦だったのに、夫が麻薬組織のボスとして逮捕されると知るや、財産と子供を守るために殺し屋を雇ってなりふり構わぬ行動に出る変わり身の凄さには驚かされた。