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タイトル アメリカン・サイコ
原題 AMERICAN PSYCHO
公開年 2000 アメリカ
監督 メアリー・ハロン
出演者 クリスチャン・ベール
ウィレム・デフォー
ジャレッド・レト
クロエ・セヴィニー
リース・ウィザースプーン
内容  1980年代。ウォール街で一流企業の副社長の地位にある27才のエリート、リチャード・ベイトマンは高級マンションに住み、ブランドに身を包み、仕事仲間や婚約者と流行の店で食事をする優雅な生活を送っていた。。しかし、プライドが高く、名刺のデザイン一つで相手に異常な嫉妬を燃やし、ついに一人のライバル会社の社員を殺してしまう。それ以後、彼の中に積もり積もっていた殺人への欲求が次々と彼を異常な殺人へ走らせる。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 流行を身にまとったオタク青年実業家の衝動的猟奇連続殺人を描いた映画。
 外面がよく、見栄っ張り、流行に敏感でブランド好き、ナルシストなうえ、潔癖症で変態趣味、さらにマニュアル型で嫉妬深く、女や弱い者を見下す殺人狂。主人公リチャード・ベイトマンのこれだけの性格を前半だけで描ききっていることには感服する。しかも、一見異常に見えるこのベイトマンが、殺人狂であることを覗けば、会社の世界では普通にいそうだなと思わせるところはすごい。
 ストーリー的にはラストで最初に殺したはずのアランが実は……という意外な展開を見せ、きちんと前半で伏線も張ってあるのだが、ベイトマンの衝動的殺人行為の方が映画の中心になっているため、せっかくの演出も印象の弱いものになってしまった。
 難点としては、後半容赦ない殺人行動に出るベイトマンの銃の腕前がよすぎるのが少々気になった。ここまで一度も銃を使わなかったベイトマンが片手撃ちで歩きながら、相手にピンポイントで命中させることは出来ないと思う。逆に警官に射殺されなかったのも不思議。
 後、ベイトマンが実業家であるのはわかるのだが、映画の中で全く働いている様子がなく、遊び歩いてるだけなのに、エリートで裕福な生活が送れているのは、納得がいない。もう少しベイトマンの有能な部分というのも描いて欲しかったところ。