タイトル ギフト
原題 THE GIFT
公開年 2000 アメリカ
監督 サム・ライミ
出演者 ケイト・ブランシェット
キアヌ・リーヴス
グレッグ・キニア
ヒラリー・スワンク
ジョバンニ・リビージ
ケイティ・ホームズ
内容  ジョージア州の小さな町に住むアニー・ウィルソンは夫が工場の事故で亡くなった後は一人で3人の子供を育てていた。
 彼女の仕事はカードを使った占いで、評判がよかった。
 そんなある時、アニーは、アニーを頼る常連の一人ヴァレリーに粗暴で浮気性のドニーと別れるように助言したことから、ドニーに自宅まで押しかけられ脅される。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 資産家令嬢の失踪事件を超感覚の能力を使って探すことになった女性の映画。
 主人公の脳裏に現れる断片的な映像から被害者の居場所や犯人を探り当てるサスペンス・タッチの推理映画で、アクション要素や恐怖映画的な要素は薄く、どちらかというと、特殊な能力を持ってしまったが故に事件に巻き込まれてしまう主人公の重い人間ドラマが展開されている。
 役者としては、ケイト・ブランシェットが「エリザベス」の時のような重い枷を背負った主人公アニーを好演。令嬢のジェシカ役ケイティ・ホームズは目の潰れた死体をやったり上半身ヌードまで披露したりと、脇役ながら印象度の高い役を演じている。また、キアヌ・リーブスも善人のかけらもない暴力亭主ドニーという華のない悪役という従来のヒーロー路線とは異なった役を演じていて、このあたりは「シンプル・プラン」のビリー・ボブの配役の時のように従来の役とはイメージの異なる役を演じさせることで役を印象づけるという点で今回もサム・ライミ監督は成功している。
 またバディ役ジョバンニ・リビージは「カーラの結婚宣言」と同じような役柄を演じて、役にうまくはまっている。ドニーの妻ヴァレリー役ヒラリー・スワンクはちょっと役の印象度が弱かった気がする。
 全体としては、超感覚を駆使した人生相談が中心なせいか、超感覚を駆使した推理ドラマは二次的で、これといったトリックもなく、終盤であっさり犯人がわかってしまうのが残念なところ。