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| タイトル | パール・ハーバー |
|---|---|
| 原題 | PEARL HARBOR |
| 公開年 | 2001 アメリカ |
| 監督 | マイケル・ベイ |
| 出演者 |
ベン・アフレック ジョシュ・ハートネット ケイト・ベッキンセール アレック・ボールドウィン キューバ・グッディングJr. |
| 内容 | 米国陸軍パイロットのレイフ・マコーレーとダニー・ウォーカーは小さい時から兄弟当然に育った仲であった。レイフはダニーと演じた戦闘機演習で司令官に実力を買われ、第二次世界大戦中にあったイギリス空軍への参加を認められるが、出発に当たってはダニーには命令で行くと嘘をつき、恋人に看護婦イヴリンは必ず戻ると約束して旅立つのだった。 |
| おすすめ度 | ☆☆★★★ |
| 評 | 無駄に長い戦争映画。 この映画の最大の難点は、中盤の真珠湾攻撃のシーンを映画としてのクライマックスに持ってきてしまっているため、後半一時間にどんなドラマを見せられても、中盤を上回る映像が期待出来ず、逆に苦痛に感じてしまう点。 しかも、真珠湾攻撃のシーンは三〇分以上の長いシーンで最初は零戦の奇襲攻撃で壊滅状態にあった米軍が、主人公の二人が戦闘機に乗った途端、逆襲して零戦を全て撃墜するという戦争映画のリアリティを無視した御都合主義な展開で、この時点でアメリカが勝ったという点において物語は終わったと思えるのだが、恐らく主人公の一人を死なせたい演出をしたいあまり、日本本土爆撃というそれほどこの映画に意味があるとは思えないシーンを付け加えている。さらにここでも、中国に不時着した主人公達が多数の日本兵が囲まれるのだが、一人の主人公の犠牲で逆転し、主人公が日本兵を全員倒してしまうというこれまた御都合主義な展開。そして、ラストでのケイト・ベッキンセールのふざけたナレーションを聞かされては気持ちも萎えてしまう。 また、真珠湾攻撃の戦闘シーンに長い時間をかけた割には、戦争に至るまでの過程はあっさりした描かれ方で、主人公の恋愛ドラマを前半で一時間も描くくらいなら、もう少し削ってでも、丁寧に描いて欲しかった。それと、日本人の描き方も画一的で、子供が遊んでいる野原みたいなところで軍事会議をしていたり、山本大将の台詞が棒読みだったりと、アメリカとの落差が激しすぎる。日本語の台詞を喋らせるのなら、ちゃんと日本にいる俳優を使えといいたい。 後は真珠湾攻撃の演出でも、「タイタニック」で観たようなシーンがあったりして、なにかリアリティに基づいて、映像を作ったのではなく、単に面白くさせるための作為的な演出を見せられたようで、不満だった。 |