タイトル ロンドン・ドッグス
原題 LONDON DOGS
公開年 1999 イギリス
監督 ドミニク・アンシアーノ
レイ・バーディス
出演者 ジュード・ロウ
ジョニー・リー・ミラー
レイ・ウィンストン
サディ・フロスト
リス・エバンス
内容  郵便配達員のジョニーは仕事に行き詰まりを感じ、有名になることを夢見て、親友のジュードを頼り、彼の伯父でノース・ロンドンのギャングのボス、レイ・クリードの一員に加えてもらう。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 コメディ・ギャング映画。
 出演者の顔ぶれ、主要な登場人物が役者と同じ名前、場面の切り替え方、前半は下ネタをベースとした悪のりコメディ、ラストはシリアスと言ったあたりは、「ファイナル・カット」のギャング・バージョンといった印象。
 ストーリーとしては、ギャングになりたくて、メンバーになった青年が自分の理想のギャング道を貫くあまり、やりすぎて最後にはメンバーから報復を受ける因果応報的な映画ではあるのだが、部下が大怪我しているのに仲間のみんなでそれを笑っている割には、部下が死ぬと、急にシリアスになったりするところなど、どこまで本気かわからず、ついていけないところも。下ネタも無理矢理作っているような感じで、面白いシーンもあるがしつこい感じもある。
 役者的には特に主人公というのはいなくて、一応、ジョニー・リー・ミラーが中心だと思うのだが、ストーリー進行的な役回りであまり個性を発揮する場もなく、ちょうど「タイタス」に出てきた悪いムーア人と同じ、悪賢いが最後はやられるキャラになってしまった。その他では腹を刺され、拷問され、焼き殺されそうになる組員役の役者が唯一、体で笑いをとっていて、面白かった。
 総評としては「ファイナル・カット」が面白かった人には楽しめる映画といえる。