| タイトル | ファイナル・ファンタジー |
|---|---|
| 原題 | FINAL FANTASY |
| 公開年 | 2001 アメリカ |
| 監督 | 坂口博信 |
| 出演者 |
声の出演 ミン・ナ アレック・ボールドウィン スティーブ・ブシェーミ ヴィング・レイムズ |
| 内容 | 2065年、30数年前に落ちた隕石の影響で人類の大半は死に、さらに人間の命を奪う謎の精神エネルギーの怪物<ファントム>の脅威にさらされ、人類はバリアで守られた限られた都市の中でしか生きられなくなっていた。そんな中、女科学者アキ・ロスはファントムを無力化する生体反応エネルギーの波動を探し求め、廃墟と化したニューヨークを歩き回っていた。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 幽霊エイリアンから地球を救おうとする女性科学者の映画。 精細に描き込まれたフルCGの映像は非常に美しく、また人物のCGもこれまでのCG映画と比べたら、実際の人間に近いような雰囲気にまで再現している。 ただ、キャラのCG自体はリアルでも、その表情は暖かみがなく、薄っぺらい感じで、感情や熱意、緊迫感が伝わってこない。せっかく、俳優が感情のこもった台詞を喋っていても、キャラの方がそれに対応していないところが辛い。特にコメディ・キャラとして、せっかくスティーブ・ブシェーミが台詞で頑張っているのに、キャラの方が彼の面白さを生かし切っていない。 また、飛行船や敵のエイリアンの動きにスピード感がなく、登場人物の動きにも躍動感が感じられないので、緊迫した場面でも迫力に欠ける。 ストーリーとしては、徐々に敵の秘密や現在の状況が明らかにされる形を取っているが、あまりにも最初から説明不足なため、ストーリーの把握に時間がかかり、かえって観客の方が映画の世界に入り込むきっかけを失わせる要因になってしまっている気がする。 また、キャラの動きに精細がないことで会話シーンが冗長で退屈なシーンになってしまっている。 全体としては、探し求めていた8つの精神体について、変にこだわったわりには定義が曖昧で最後までひねりも何もなかったのも惜しまれる。 カメラの視点が「バイオハザード」のようなゲーム画面的な視点なのも気になる。 とはいえ、全体としてはオーソドックスな展開で、上映時間の長さが気にならなければ、とりあえず普通に観られる映画。 |