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タイトル YAMAKASI/ヤマカシ
原題 YAMAKASI
公開年 2001 フランス
監督 アリエル・ゼトゥン
出演者 チョウ・ベル・ディン
ウィリアムズ・ベル
マエル・カモウン
マリク・ディウフ
ヤン・ノゥトウラ
内容  ビル登りなどで自らの運動神経をアピールするストリート・パフォーマー「YAMAKASI」のメンバー7人の前に警察はいつも翻弄されていたが、「YAMAKSI」のメンバー、ブルの友人で刑事のヴァンサンは彼らの気持ちを理解し、警察の動きを伝えていた。しかし、「YAMAKASI」の活動ぶりが子供たちにも影響し、心臓病の少年が彼らの真似をして、木に登ったが、転落し、重傷を負ってしまう。24時間以内の心臓移植をしないと、危険とわかった「YAMAKASI」のメンバー達は責任を感じ、手術台を稼ぐため、泥棒を始める。
おすすめ度 ☆☆★★★
 ストリート・パフォーマーたちが心臓病で危機にある少年の手術費を稼ぐため、盗みを働く映画。
 ストーリーや設定に最初からリアリティがないので、ヤマカシ・メンバーは確かに屋根の上を走ったり、二階から飛び降りたり、ビルを昇ったりと、アクロバティックなアクションを見せてくれてはいるが、ただそれを見せられているだけという中身に乏しい映画になってしまった。
 そもそも、24時間以内に40万フランの金を用意しないと手術しないと貧乏人に無茶なことを言ってくる医者とか、40万フランあるかどうかもわからないのに、わざわざ一軒一軒屋敷に侵入して、盗みをするヤマカシ・メンバーとかを見ると、なんか情けなくなってしまう。心臓病の少年が死にそうなんだから、もう少し緊張感持って助けてやれよと言いたい。最も、バックの音楽からして、もう緊張感の欠片もないが。
 キャラクターにしても、最初の紹介部分ではそれぞれのキャラの特技や特徴を紹介しているのに、その特徴が映画の中では全然いかされていない。もう少しチーム・ワークとか、役割分担みたいな知的な部分も見せて欲しいのに、ただただ、派手に逃げ回るだけというのは芸がなさ過ぎる。
 警察の建物への突入シーンは、リュック・ベッソン映画ではいつも同じようなシーンを見せられているような感じなので、もう少し新しいものを見せてもらいたいところ。
 総評としては、テンポがいいのと、アクロバティックなアクションがすごいという以外は、魅力のない映画。