タイトル タイガーランド
原題 TIGERLAND
公開年 2000 アメリカ
監督 ジョエル・シューマッカー
出演者 コリン・ファレル
マシュー・デイビス
クリフトン・コリンズ・ジュニア
トーマス・グアリー
内容  1971年、ルイジアナ州のポーク基地ではベトナム戦争の前線へ派遣するため、最終歩兵訓練が行われていた。そんな中で、軍の規律を破り、上官に反抗して何度も懲罰房に送られているボズという男がいた。ボズの態度に同じ部隊の兵士たちは最初は冷ややかだったが、彼が一人の兵士を除隊に導いたことにより、部隊内で彼の影響力が次第に大きくなってくる。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 自分が脱走を計画する傍ら、仲間の除隊を手助けする男の映画。
 時代はベトナム戦争だが、あくまで戦地へ派遣される前の訓練中の期間を描いているため、危機感は薄い。主人公が仲間の除隊を手助けする設定は面白いが、主人公なりの軍隊への反抗という理由だけだと、どうしてもラストでは潔く戦地へ向かった展開がしっくり来ない。何が勇気で何が臆病なのかを問う作品だと思うのだが、途中で嫉妬のあまり、主人公を本気で殺す男が現れる展開は映画のテーマを曖昧にしてしまった気がする。演出としてはそのシーンがないと盛り上がらないのかもしれないが、ストーリー上は意外性が強すぎて、不要だった気がする。
 映画全体としてはもう少し主人公の動機づけや行動目的がしっかりと表現されていてれば、いい映画になったような気がする。