タイトル ROCK YOU!<ロック・ユー!>
原題 A KNIGHT'S TALE
公開年 2001 アメリカ
監督 ブライアン・ヘルゲランド
出演者 ヒース・レジャー
ルーファス・シーウェル
シャニン・ソサモン
ポール・ベタニー
ローラ・フレイザー
内容  14世紀。馬上槍試合(ジュースティング)のトーナメントで勝ち上がっていたエスター卿が試合途中で死んでしまう。三人の従者たちは勝たないとお金がもらえないため、一番若いウィリアムがエスター卿になりすまし、試合に参加、見事勝利を収める。勝利の味を知ったウィリアムたちは偽の貴族証明書を途中で知り合った文筆家チョーサーに書いてもらい、ひと月後のルーアンの試合に参加するため、特訓を開始する。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 騎士の従者だった平民の青年が貴族を偽ってジュースティング・トーナメントに参加し、勝ち上がっていく映画。
 全体的には14世紀のイギリスの時代とは裏腹にポップなノリ。御都合主義でリアリティに欠けるところが、作品の後半になって裏目に出た感じ。
 主人公ウィリアムの前に立ち塞がる宿敵アダマー伯爵は最初のルーアンの戦いでは実力でウィリアムに勝ったのに、最後のロンドンの対決でいくら焦りとはいえ、ウィリアムの正体をばらして、陥れたり、槍に細工をしてウィリアムに怪我を負わせるなど、悪辣になり、悪役に仕立て上げることには成功したが、魅力的な敵とはならなかった。また、アダマー伯爵に刺された傷の負傷具合が見た目に出血が少なすぎるし、槍が持てないほど辛い状況なのに、最後の最後でウィリアムが逆転勝利を可能にするだけの可能性が見当たらないのに、勝ってしまうのは興ざめ。
 このラストの不満を覗けば、そこまでの映画の展開はよくできている。
 ウィリアムの恋人ジョスリン(シャニン・ソサモン)のウィリアムに対するわがままぶりは貴族ぽくってよかったが、ウィリアムが恋焦がれるような魅力的な女性にはなっていなかった気がする。まだ、女鍛冶屋のケイト(ローラ・フレイザー)の方が過去を背負っていそうで魅力があった。