タイトル スウィート・ノベンバー
原題 SWEET NOVEMBER
公開年 2001 アメリカ
監督 パット・オコナー
出演者 キアヌ・リーブス
シャーリーズ・セロン
ジェイソン・アイザックス
グレッグ・ジャーマン
リーアム・エイケン
内容  仕事人間のクリエイティブ・ディレクター、ネルソンは仕事の合間を縫って渋々出かけた免許更新先の運転試験場で風変わりな女性サラに貸しを作ってしまったことから、サラに自分の車であちこち付き合わされたあげく、サラの家で11月からの1か月、仕事をせず一緒に暮らすことを切望される。最初は断るネルソンだったが、折りしも仕事のトラブルで会社をクビになり、サラと暮らすことになった。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 ラブ・ロマンス映画。
 余命少ない女性とエリート男性との恋という恋愛映画の王道のように設定だが、ただの甘く切ない恋愛ストーリーに終わらず、わずかに残された自分の人生を男性の幸せのために注いで、自分を男性の記憶の中に留めてほしいと願う女性の信念みたいなものが伝わってきた。
 これまでシャーリーズ・セロンはどの役を演じても、どこか冷たさが残る演技で恋愛映画に不向きな感じがあったが、この作品のサラ役ではそういったものは一切感じさせず、微妙な女心や喜怒哀楽をしっかりと表現していた。その分、演技的に個性が失われてしまった感もあるが、役に応じた演技が出来るようになった分、大きく成長したと思う。
 久しぶりの恋愛映画のキアヌ・リーブスも新鮮味があり、セロンを上手くリードしている感じが合って、とても彼女とのコンビネーションがよかった。
 ストーリー的には少々偶然が重なりすぎるのと、サラの姉を登場させてのエピソードも作って欲しかったような気もするが、死の演出は使わず、淡い音楽と自然な結末でまとめたところはなかなか感動的だった。
 アブナー役のリーアム・エイケンは10才になってもまだあんな可愛い顔をしていたのでは大きくなったらどうなってしまうのかちょっと心配になった。