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タイトル リベラ・メ
原題 LIBERA ME
公開年 2001 韓国
監督 ヤン・ユノ
出演者 チェ・ミンス
チャ・スンウォン
ユ・ジテ
キム・キュリ
パク・サンミョン
内容  クムジョン第85消防署の隊員サンウたち消防士は高層住宅の火災からかろうじて瀕死の一人の生存者を救出する。しかし、自分の計画を邪魔されたと思った犯人はガソリンスタンドに罠を仕掛け、最初の火災で駆けつけた消防士を二次火災で殺そうとする。
おすすめ度 ☆☆★★★
 消防士と放火犯の攻防を描いた映画。
 韓国映画らしくドラマの盛り上げに消防隊員の殉死をやたらと使う。
 この映画の売りである火災のシーンは予告編で観るよりはかなり劣る印象。火災シーン自体の特撮はすごいのだが、火の動きが不自然で、あり得ないような燃え方をする。また、犯人の放火する方法が映画の中では今ひとつはっきりせず、知性的な部分が感じられない。
 そもそも、犯人自体が映画の中で何でもありみたいな設定なのが、非常にこの映画をバランスの悪いものにしている。まず、放火動機が理不尽だし、犯人だとばれるような行動を取っているのに逃げ隠れもしない。また、サンウ本人の部屋に侵入して爆弾を仕掛け、同僚のヒョンテがサンウの部屋に泊まることは知らないはずなのに、わざわざ消防署に宿直中のサンウに電話して爆破予告をしている。これは結局、犯人が何がしたかったのかよくわからない。
 最後のサンウとの対決にしても、目的を達成したいなら、わざわざサンウを煽る必要もないのになぜそんな行動にでたのかとか、格闘訓練をしてたわけでもないのにサンウよりやたら強いのも納得いかない。
 ストーリーの構成からしても、シーンのつながりがわかりにくく、特にラストで直前のシーンで斧を持っていた犯人が、次のサンウとの対決ではいきなり格闘シーンになっているのも間を飛ばしすぎ。
 総評としては韓国映画は話が変わっても、ベースとなる精神論がみんな一緒で、新鮮味が感じられない。特撮の技術力はあるが、ハリウッド映画の二番煎じから抜け切れていない気がする。