| タイトル | ブレス・ザ・チャイルド |
|---|---|
| 原題 | BLESS THE CHILD |
| 公開年 | 2000 アメリカ |
| 監督 | チャック・ラッセル |
| 出演者 |
キム・ベイシンガー ルーファス・シーウェル ジミー・スミッツ ホーリストン・コールマン クリスティーナ・リッチ |
| 内容 | ニューヨークで6才で12月16日生まれの子供が誘拐され、謎の図形を刻み込まれて死体に発見される事件が五件続いていた。事件解決のためオカルト専門のFBI捜査官ジョン・トラビスがFBIから送り込まれた。 一方、妹が置き去りにした赤ん坊コーディを六年間、育ててきた姉マギーはコーディが時折見せる不思議な力に気づき始めていた。 そんなある時、勤め先の病院で一人の患者シェリーの手当をした際、彼女から「あの子を守るように」と告げられる。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆☆★ |
| 評 | 悪魔教団から娘を守ろうとする育ての母の映画。 教会絡みの悪魔対神の対決映画というと、大抵宗教臭く、落ちもダークで、法治社会とは別次元で超能力的な戦いが行われることが多いが、この作品に関しては、娘を悪魔教団から救い出すというベースの部分が軸として機能していて筋がわかりやすく、宗教的な知識がなくても純粋に楽しめる。 また、警察も証拠を元に悪魔教団の検挙に当たっているのも話にリアリティを持たせているし、何より悪魔教団の教祖が超能力のない普通の人間で、超能力がほしいために子供を誘拐するという発想もいい。 役者の配役も文句なし。育ての母マギー役のキム・ベイシンガーと子供のコーディ役ホーリストン・コールマンの息もばっちりだし、ジミー・スミッツ演じるFBI捜査官も渋くてかっこよく、存在感もある。教祖のエリック・スターク役ルーファス・シーウェルも最強の悪役と言うより、インチキ教祖っぽい人間味があって、いい味を出している。普段、死ぬ役はないと思っていたシェリー役クリスティーナ・リッチの存在も印象深かった。 普通、悪魔と神の対決だと、神側はほとんど手を貸さないケースが多いが、この映画では珍しく全面バックアップであった。御都合主義な部分も多少あるが、バランスやテンポがよく、役者の演技の素晴らしくさもあって、エンタテイメント性の高い秀作となった。 |