タイトル バニラ・スカイ
原題 VANILLA SKY
公開年 2001 アメリカ
監督 キャメロン・クロウ
出演者 トム・クルーズ
ペネロペ・クルス
キャメロン・ディアス
カート・ラッセル
ジェイソン・リー
ノア・テイラー
内容  ニューヨークの出版社の重役デビッド・エイムスは、若くして亡き父の仕事を継いだことから資産も地位もあり、ルックスもハンサムであることから、誰もがうらやむ何不自由ない暮らしを送っていた。そんなある時、彼はパーティーで友人のブライアンが連れてきたソフィア・セラノという女性に一目惚れする。デビッドは早速、ソフィアにアプローチをかけるが、そんなデビッドの行動をデビッドを恋人と思っているジュリーが黙っているはずもなかった。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 夢の中を彷徨う男が現実の自分に向き合うまでの映画。「オープン・ユア・アイズ」のほぼ忠実なリメイク。
 「トータル・リコール」チックな話だが、あくまで一人の男の人生ドラマ。
 何が夢で何が現実の出来事なのか、最後の最後まで主人公同様に混乱する展開が続く。
 全体的には、トム・クルーズ演じるデビッドが事故で顔を大怪我したことによって、自分の順風満帆な人生が崩れてゆく事に対する苦悩ぶりが描かれているのだが、少々青春ものっぽい印象でサスペンス的かつ謎解きの要素が薄いせいか、先の展開に対するワクワク感がない。
 このあたりはキャメロン・クロウ監督の色がかなり出てしまった感じ。
 ジュリー役キャメロン・ディアスのストーカーぶりがなかなかはまっていただけに、もう少しホラーチックな要素も出してほしかったところ。
 ラストシーンは爽やかすぎて、何となくこの映画の雰囲気に合っていない気がする。
 ちなみに「オープン・ユア・アイズ」との違いで言うと、延命施設に入る経緯、ラストでは「オープン・ユア・アイズ」の方が救いがあり、最後には全ての謎がある程度、説明がなされている点などがあげられる。