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タイトル ジーパーズ・クリーパーズ
原題 JEEPERS CREEPERS
公開年 2001 アメリカ
監督 ヴィクター・サルヴァ
出演者 ジャスティン・ロング
ジーナ・フィリップス
アイリーン・ブレナン
パトリシア・ベルチャー
内容  春休みの帰省のため、大学生のトリッシュと弟のダリーは長い田舎道をのんびり走っていた。そんな時、突然背後から襲ってきた黒いトラックに煽られる。トラックは走り去り、難を逃れたが、途中の教会で黒いトラックの運転手が大きな排水用パイプの中にシーツを包んだ何かを落としているのを発見する。気になったダリーはトリッシュを説得して黒いトラックがいなくなった後、教会へ引き返し、排水用パイプの中を調べるのだが……
おすすめ度 ☆☆★★★
 教会の地下室へ続く穴で死体を発見したばかりに怪物に狙われることになった姉弟のホラー映画。
 途中までどんなに面白くても、ラストが駄目だとつまらない映画になってしまう典型的な作品で、前半は映画「激突」のような謎の車に狙われる恐怖演出、中盤はTVゲーム「バイオハザード」の人造人間をモチーフにしたかのようなクリーチャーとの緊迫したバトルと、非常に楽しませくれたが、最後になって、これまでの謎も何ら明らかにせず、とってつけたようなあっさりとしたラストで非常に萎えた。
 そもそも、最初は車を使っていた怪物がなぜ中盤から車を使わずに行動するようになったのかもわからないし、散々人を殺してきた怪物がラストでなぜか予言者のおばさんとトリッシュを殺さなかったのか、不思議。少なくとも、トリッシュの方は怪物を何度も車でひいたわけで、怨みはあると思うのだが。また、最初からダリーが狙いなら、もっと早い時点で狙ってもいいわけで、どうもストーリーが適当。ジーパーズ・クリーパーズの歌も結局、怪物とどういう繋がりがあるのかもはっきりしない。
 また、教会の火災や事件後、警察が教会を調べたかどうかの説明もなし。人間の体を喰って、その体の部位を自分のものにする怪物だが、なぜ一人の人間丸ごとではなく、一部分だけなのか、また、死体の首を別の死体の体に縫い合わせることに何か意味があるのかも不明。
 とにかく、謎を作るだけ作って、最後は時間が来たから、さっさと終わらせたという感じの映画で、せっかく恐怖演出に優れたものを見せてくれたのに、話をまとめる能力がないせいで、ただのB級恐怖映画と同レベルの作品になってしまった。