cover
タイトル マルホランド・ドライブ
原題 MULHOLLAND DR.
公開年 2001 アメリカ
監督 デビッド・リンチ
出演者 ジャスティン・セロウ
ナオミ・ワッツ
ローラ・エレナ・ハリング
ロバート・フォスター
内容  深夜、マルホランド・ドライブを走る車が突然、止まり、運転者が後部座席に乗っていたブルネットの女に銃を向ける。その時、前方が暴走してきた二台の車がその車に突っ込み、大破。傷を負いながらも車から出てきた彼女はハリウッドの街へ降り、ある高級アパートの玄関先で倒れ込む。翌朝、ちょうどアパートから出てきた住人の女優ルースが出かけるのを見計らって、女はアパートに潜り込む。しかし、その矢先、叔母のルースを頼りにカナダから女優を夢見てベティ・エルムスがアパートを訪ねてきたのであった。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 事故で失った記憶を調べる女の映画。
 ストーリー的な整合性を考えると、ベティの存在はリタの記憶を思い出させるためにリタが生み出した幻想という見方も出来るが、それにしてはベティ中心のエピソードが多く、青い箱の鍵を開けて以降の話と比較すると、矛盾してしまう。また、前半でカミーラを映画監督に主役として選ばせるように脅迫した黒幕の存在やその理由が最後まではっきりせず、前半のサスペンス・タッチの思わせぶりな展開は何だったのかと思うと、拍子抜け。
 往々にしてこういう幻想的で謎めいた作品というのは、人によって様々な解釈が出来ることから、高い評価を与えられがちだが、個人的には、あまり評価する気になれない。
 ただ、恐怖感や緊迫感を煽る音楽や演出、主演のナオミ・ワッツの様々なキャラの演じわけは新鮮で、素晴らしかった。