タイトル 恋ごころ
原題 VA SAVOIR
公開年 2001 フランス=イタリア合作
監督 ジャック・リヴェット
出演者 ジャンヌ・バリバール
セルジオ・カステリット
ジャック・ボナフェ
マリアンヌ・バスレール
エレーヌ・ド・フジェロール
内容  3年前に二度と戻らないと決心してパリを出た女優カミーユは、イタリアから現在の恋人ウーゴの主催する劇団の地方公演のために再びパリに戻ってきた。言いしれぬ焦燥感から、初日の舞台で台詞を忘れる失敗をし、落ち込むカミーユは、思い切って昔、別れた恋人ピエールの家を訪ねるが、そこにはピエールの暮らしている女性ソニアがいた。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 パリを舞台に男女の複雑な恋愛模様を描いた映画。
 主要な登場人物がみな特定のパートナーがいるというのに、堂々と別の異性に交際を申し込むあたりはフランス的な恋愛観なのか、後ろめたさがほとんど感じられない。
 ストーリー自体はごく普通のコメディ恋愛映画だが、2時間半という上映時間は映画の中身のわりには、ちょっと長すぎる印象。始終恋愛の駆け引き話で、軸となるストーリーもなく、最後も結局は元の鞘に収まる的な展開。演劇に自信が持てなくなっている主人公カミーユの苦悩ぶりをベースに昔の恋人ピエールと出会ったりする中でカミーユの成長を描いていければ、もう少し引き締まった話になったと思うのだが。
 ストーリー展開やテンポは悪くなく、普通に楽しめるが、いかんせん中身がなく、見終わった後の印象が非常に薄い。