cover
タイトル ロード・オブ・ザ・リング
原題 THE LORD OF THE RINGS: THE FELLOW SHIP OF THE RING
公開年 2001 アメリカ
監督 ピーター・ジャクソン
出演者 イライジャ・ウッド
ヴィッゴ・モーテンセン
イアン・マッケラン
リヴ・タイラー
ショーン・アスティン
ケイト・ブランシェット
内容  中つ国第3紀。ビルボ・バギンズの111歳の誕生日を祝うため、ホビット村に訪れた魔法使いガンダルフはかつて世界を支配しようとしていた冥王サウロンの造り出した魔法の指輪を長年、隠し持っていたビルボにその指輪を手放し、養子のフロド・バギンズに譲るように説得する。指輪の魅力に誘惑されながらも、ビルボは説得に応じ、黙って旅に出る。ガンダルフから指輪の持ち主となることを告げられたフロドは最初はためらっていたが、サウロンが再び目覚め、自分の下僕を操り、ホビットの村へ向かっていることを知り、仲間と共に指輪を持ってホビットの村を出る。
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
 冥王サウロン復活を阻止するため、サウロンの造り出した金の指輪を処分するために旅を続ける九人の冒険者の活躍を描いた映画。
 ファンタジー映画というと、その壮大な世界観故に制作費の関係でとかくセットや衣装、怪物の造型などが甘くなりがちだが、この映画は細かいところまで丁寧に作られており、気にすることなく世界観に浸れる。
 ストーリーも硬派で重厚な話で、構成もしっかりと練られている。登場人物が多いにもかかわらず、主役のフロドを軸に話が進み、キャラの描き訳も問題なし。
 アクション・シーンも、集団での戦いでのカメラ・アングルが非常に見やすく、誰が戦っているかはっきりとわかって好感が持てる。また、エルフのレゴラスが至近距離からでも剣で戦うように素早く背中の弓を抜いて敵を射るという今までにありそうでなかったシーンも新鮮で、かっこよかった。
 役者としては、フロドを演じるイライジャ・ウッドが剣が強いわけでも知識があるわけでもない平凡なキャラなのに、指輪を持つものとしての立場や心情を巧みに表現して、存在感があった。
 とりあえず、三部作の最初と言うことで、要所要所の演出は素晴らしいが、感動するまでには至らなかった。しかし、次回作以降、非常に楽しみな作品。