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タイトル ヒューマンネイチュア
原題 HUMAN NATURE
公開年 2001 アメリカ=フランス
監督 ミシェル・ゴンドリー
出演者 リス・エヴァンス
パトリシア・アークエット
ティム・ロビンス
ミランダ・オットー
内容  ホルモン・バランスの異常で12歳の時から体毛が生え、ひどい差別にあってきたライラは人間界を捨て、森の中で生活する。さらにはその自然の中での生活を著書にしたものが大ヒットし、ベストセラー作家となる。
 しかし、そんな彼女も男性が欲しいという欲望に勝てず、エステで全身脱毛を試みようとするが、そのエステの女性からネイサンという科学者を紹介してもらう。ネイサンはネズミにテーブル・マナーを教え込む実験をしている変わった男であったが、ライラは自分の体毛のことは隠し、ネイサンと交際。そんなある時、二人は森で全裸で猿のように木の上で暮らしている男に遭遇する。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 森で暮らしていた野性の男に人間社会のマナーを教え込む科学者の映画。脚本は「マルゴヴィッチの穴」のチャーリー・カウフマン。
 動物に人間のマナーを教え込もうとする科学者と人間の自然回帰を主張する女流作家との思想対立の中で肝心の実験対象パフはおいしいものが食べられるとか、好きな女性を抱きたいとか言う本能的な感情で主義主張に関係なく動いているところが面白い。
 結局、人間が他人の人生を自分の考えで好きに操ることなど、おこがましいと言うことをこの映画をブラック・ユーモアとして教えている。
 「ノッティングヒルの恋人」でも全裸を披露していたパフ役リス・エヴァンスは違和感なかったが、毛に覆われた全裸の女性ライラを演じたパトリシア・アークェットはチャレンジャーだなと思う。また、比較的影のある役が多かったミランダ・オットーのコメディ調のはじけた演技が見ることができたのも収穫。
 話として気になったのは、ネイサンを自然に戻そうと自然回帰の思想にたち戻った妻ライラがなぜ全身脱毛を最後まで行った後で行動に移ったのかが今ひとつ理解できない。