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| タイトル | シッピング・ニュース |
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| 原題 | THE SHIPPING NEWS |
| 公開年 | 2001 アメリカ |
| 監督 | ラッセ・ハルストレム |
| 出演者 |
ケビン・スペイシー ジュリアン・ムーア ジュディ・デンチ ケイト・ブランシェット スコット・グレン |
| 内容 | ニューヨークで新聞社のインク係として働いていたクオイルは幼少時代の父の厳しいしつけのために無口で内向的な性格であった。ある時、彼の職場に父の遺言とも取れる留守電のメッセージ。慌ただしく両親の葬儀を行い、失意のクオイルに追い打ちをかけるように、妻のペタルが娘バニーを連れて浮気相手の男と一緒に家出をしてしまう。 そんな時、父の妹アグニスが父の遺灰をとりにクオイルの元を訪ねてくる。同時に警察から妻と男が死に、妻に養子として売り飛ばされた娘は保護したという連絡が入る。 クオイルに同情したアグニスは、クオイルに父の故郷ニューファンドランド島に一緒に帰ろうと提案するのだった。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 妻を失い、娘を連れて父の故郷で暮らすことになった男の映画。 雄大な自然を背景に街の人々の生活感のある描写や人間関係のふれあいのある描写は相変わらずうまい。 ただし、ラッセ・ハルストレム監督の作品にしては、今回は主人公クオイル(ケビン・スペイシー)の成長という部分があまり見られなかった。さらに、クオイルの父の故郷に戻る前と後でキャラが少し違うような気がした。 クオイルは、父の故郷に戻る前は無口で妻には頭の上がらないややおどおどした感じの男だったのに、故郷に戻ってからは、街の人々の間にも自然に溶け込んでいるし、しゃべりも社交的だし、新聞記者としても自分の意見はきっちり主張して、前向きに行動していて、後ろ暗さがあまり感じられない。このようにキャラの変化する要因が明示されていればいいのだが、映画の展開からすると、普通は妻に裏切られた上に死なれ、さらに生まれて初めての土地へ行くとなれば、もっと暗くなると思うだが、逆の性格になるというのはちょっと不自然な気がする。 また、テーマとしては、クオイルの辛い過去の克服にあると思うのだが、それとタイトルにもあるシッピング・ニュースがあまりうまく結びついていないと言うのも気になるところ。 役者としては、クオイルの叔母アグニス役ジュディ・デンチは相変わらずいい味を出している。また、クオイルの娘バニー役をゲイナー三つ子姉妹が三人一役で演じているところが珍しい。少ししか出ていない死んだ妻ペタル役のケイト・ブランシェットと比べても、ヒロインのウェイヴィ役ジュリアン・ムーアは今回はやや印象が弱かった。 |