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タイトル ビューティフル・マインド
原題 A BEAUTIFUL MIND
公開年 2001 アメリカ
監督 ロン・ハワード
出演者 ラッセル・クロウ
ジェニファー・コネリー
エド・ハリス
クリストファー・プラマー
内容  1947年9月、プリンストン大学大学院の数学科に入学したジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアは出身地では数学の天才と呼ばれ、カーネギーの奨学生だった。しかし、人づきあいが苦手な彼は授業にも出席せず、論文も書けずで焦燥感にさいなまれるが、ある日、クラスメートに誘われたプール・バーでアダム・スミスの経済理論を覆す「非協力ゲーム理論」を発見する。彼はこの発見を論文にまとめ、マサチューセッツ工科大学のウィラー研究所行きをパスポートを手に入れる。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 精神分裂病に陥った天才数学者の半生を綴った実話の映画化。
 中盤までは主人公の精神分裂病が事実かどうかわからず、政府の暗号解読を手伝ったためにソ連に狙われるサスペンス映画のような作りだったが、主人公が精神分裂病とわかってからはヒロインとの闘病生活を綴ったハートフルな映画となる。
 ナッシュ役ラッセル・クロウが大学院生から老後までを一人で演じていて、老人のような老けた役どころもそつなく演じている。ヒロインのアリシア役ジェニファー・コネリーもナッシュの病気に苦悩するヒロインをうまく演じてはいたが、前半でのナッシュとの出会いがちょっと唐突な上、主人公の年をとってからの終盤にぱったりと彼をサポートするような出番がなくなり、全体としてやや印象が弱い。
 映画としては、終盤、時の流れが早くなり、ナッシュの年令ごとのエピソードが短く処理されているので、今ひとつラストでは感動に繋がらなかった印象。また、前半の暗号解読の部分を結局、幻覚にもかかわらず、ややシーン的に長く引っ張りすぎた気がする。それだったら、もう少し、終盤のエピソードや友人や妻とのエピソードに力を入れてもらいたかった。
 ナッシュだけが見える幻覚の人間がナッシュに終始つきまとっているという設定は面白いが、最終的に無視して共存するという選択で済ませず、なぜあの三人なのかという理由がもう少し突き詰められていれば、もっとナッシュのキャラにも厚みが出たような気がする。