| タイトル | サウンド・オブ・サイレンス |
|---|---|
| 原題 | DON'T SAY A WORD |
| 公開年 | 2001 アメリカ |
| 監督 | ゲイリー・フレダー |
| 出演者 |
マイケル・ダグラス ブリタニー・マーフィー スカイ・マッコール・バータシアク ショーン・ビーン ガイ・トリー ジェニファー・エスポジト ファムケ・ヤンセン |
| 内容 | 感謝祭を家族で過ごすはずだった精神科医ネイサン・コンラッドは、友人の医師の頼みで急遽、病院で緊張型分裂症のエリザベス・バロウズという患者を診ることになる。彼女の不自然な言動に関心を抱きながらも、その夜は帰宅するネイサンだったが、翌朝、娘ジェシーが誘拐され、エリザベスから6桁の数字を聞き出せという脅迫電話がかかる。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 強盗に誘拐された娘を助けるため、宝石の場所を知っている精神病患者の女性の治療を試みる精神科医の映画。 最初の展開を見た限りでは、サスペンス映画としてかなり面白そうな映画なのだが、どんでん返しや引っかけもなく、すんなりと話が進み、最後の最後まですんなりなので、あまり盛り上がらない映画となってしまった。 設定やストーリーは悪くないのだが、この映画ではストーリー上、いなくてもいいのに存在感のあるキャラが二人いるため、彼らのエピソードのために本来膨らますべきエピソードをカットしている印象が伺える。 その二人というのは、女刑事サンドラ・キャシディとネイサンの妻アギーである。特にサンドラは中盤まで全くネイサンと関わることがないわりに、存在感が在りすぎる。アギーの場合、物語の中心となるヒロインはエリザベスなのに、アギーが活躍するシーンをエリザベス以上に描いてしまっている。 二人の活躍のせいかどうかはしらないが、ネイサンがエリザベスの心を開かせるのにほとんど映画的な時間をかけずに、エリザベスが10年も精神病のふりをして守ってきた秘密をあっさりと吐かせてしまうのは、御都合主義も甚だしいと思う。それなら、二人のシーンを削ってでも、せっかくエリザベス役ブリタニー・マーフィーがいい演技をしていたのだから、数字を聞き出そうとするネイサンを彼女が翻弄するシーンをもっと作るとか、彼女の言葉からネイサンが推理して、謎を突き止めていくシーンを増やして欲しかったところ。 ネイサンの娘ジェシー役のスカイ・マッコール・バータシアクも含めて、4人の女優が個性をアピールしすぎて、ストーリーという部分で面白さがなくなってしまった映画といえる。 ラストでも最初から父と娘だけという設定にしておけば、最後にエリザベスと三人で抱き合ってほのぼのとした終わりになるのに、妻アギーがいるために何となく気まずい雰囲気になっているのも観る方としては残念なところ。 |