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タイトル ザ・ワン
原題 THE ONE
公開年 2001 アメリカ
監督 ジェームズ・ウォン
出演者 ジェット・リー
カーラ・グジーノ
デルロイ・リンドウ
ジェイソン・ステイサム
内容  宇宙に125あるというパラレルワールドを移動し、それぞれの自分を殺し、宇宙で唯一の全能の存在になろうと企む元多次元宇宙捜査局の捜査官(MVA)ユーロウは、MVAの捜査官ローデッカーとファンチの尽力にもかかわらず、既に123人を殺し、殺した彼らのエネルギーを得て、超人的な力を身につけていた。そして、ユーロウは最後の一人、ロサンゼルスの郡保安官ゲイブに狙いを定める。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 別の各次元に住む124人の自分を殺し、ただ一人の人間になろうとする男のSFカンフー・アクション映画。
 ジェット・リーが複数役に挑戦した映画で、ワイヤー・アクション、ストップ・モーション、早送り、CG合成を全編に渡って駆使した射撃や格闘映像はもはやジェット・リーでなくてもいいのではと思ってしまうが、それにしても、迫力があった。異空間へ転送されるシーンの特撮も秀逸。
 ストーリーはつきつめていったら、わけのわからない展開で、突っ込みどころ満載なのだが、それを我慢させるだけの勢いがこの映画にはあった。
 124人の自分を殺すと言っても、全てが自分が同じ年令まで生きているとは限らないし、自分が殺すまでに死んでいた場合はどうなるのかとか、多次元宇宙捜査局は犯人のユーロウを殺すと何が起きるかわからないと恐れているが、じゃあ、自然死ならいいのか、ちょっと説明不足な部分もある。
 また、序盤で捜査局に捕らえられたユーロウを助けたマシー(カーラ・グジーノ)は命がけで彼を助けたのに、その後、彼女について何のフォローもない。助けるぐらいだから、恋愛関係にあるのではとも思えるのだが。
 ラストで流刑の地に行っても最後まで懲りないで戦っているユーロウのバカッぷりはよかった。
 全体的にアクション映画としては非常に楽しめる映画。