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タイトル ワンス アンド フォーエバー
原題 WE WERE SOLDIERS
公開年 2002 アメリカ
監督 ランダル・ウォレス
出演者 メル・ギブソン
グレッグ・キニア
マデリーン・ストウ
サム・エリオット
バリー・ペッパー
クリス・クライン
内容  1965年、ベトナム攻撃のため、第7航空騎兵連隊の指揮を任されたハロルド・G・ムーア大佐はヘリで南ベトナム中央高地に位置するイア・ドランの谷に降り立つが、いきなり北ベトナム軍の激しい襲撃を受ける。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 ベトナム戦争映画。実話。
 ベトナム戦争での非情な消耗戦と虚しい勝利を描いた作品として「ハンバーガー・ヒル」があるが、ある種、その作品に近い印象だが、この映画では前半からいきなり戦闘で最後の最後まで壮絶な戦いが繰り広げられる。アメリカのベトナム戦争映画にしては珍しくベトナム側から作戦面での視点が描かれていて、描き方もどちらよりということなく公平に受け取れた。その点は非常に好感が持てる。
 戦争シーンの特撮に関しては、実物やセットを主に使い、カメラ・ワークを駆使した迫力のある映像を造り出していて、流行のCGや映像加工に慣れている身としては、逆に新鮮だった。
 ただ、戦争シーンはリアリティがあり、凄惨さも伝わってくるのだが、物語として考えると、中身が薄い気がする。特にムーア大佐役のメル・ギブソン以外のキャラではカメラマン役のバリー・ペッパー以外は、それなりにエピソードを作っている割に今ひとつ存在感が発揮できていなかった。そのため、戦争で死んだ兵の奥さんに訃報が届けられても、誰のことなのかがピンとこず、悲しみの部分があまりこちらには伝わってこない。
 ラストに関しては、虚しさを引き出すなら、「ハンバーガー・ヒル」のように敵を追い払って戦闘に勝利したところで終わらせた方が絶対にインパクトがあったと思う。
 それにしても、メル・ギブソンは「パトリオット」に続いて子沢山の父親役。