| タイトル | セッション9 |
|---|---|
| 原題 | SESSION 9 |
| 公開年 | 2001 アメリカ |
| 監督 | ブラッド・アンダーソン |
| 出演者 |
ピーター・ミュラン デビッド・カルーソ スティーブン・ジェヴドン ポール・ギルフォイル ジョシュ・ルーカス |
| 内容 | マサチューセッツ州ダンバーズにある廃墟となった精神病院のアスベスト除去作業を請け負ったゴードン・フレミングは、フィルやマイクたち4人と作業を行うことになった。そんなある夜、精神病院の地下で隠された金を持ち逃げしようとしたハンクが何者かに襲われ、失踪する。 |
| おすすめ度 | ☆☆★★★ |
| 評 | 閉鎖された精神病院のアスベスト除去作業に訪れた作業員に襲いかかる恐怖を描いた映画。 全体的な構成や恐怖演出はかなり「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の影響を受けていると思われる。 ただ、「ブレア〜」に比べれば、役者は豪華だし、ストーリーも精神病院に残された診察テープの会話とキャラの心理状態とシンクロさせたり、前半の家族の話を終盤の伏線に持ってくるなど見るべき部分は多いのだが、なまじストーリー性がある分、終盤での説明不足や強引な展開はかなり納得のいかない部分があり、映画を見終わってからも恐さより不満が残ってしまった。 説明不足という部分では、フィルがハンクの失踪した翌日、ハンクの恋人に電話をかけ、彼が旅に出たとみんなに話すのだが、これが事実なのか、嘘なのかが、はっきりしない点。現実には、ハンクは旅に出ていないのだから嘘なのだが、フィルがあからさまな嘘をつく理由というのがどう考えても見当たらない。 また、終盤でジェフがハンクを発見し、フィルが電話のことで追求されるのだが、その直後、上の階で聞こえた足音は誰なのか。 ハンクを探す際、なぜジェフは甥のゴールドマンではなく疑わしいフィルと行動を共にしたのか。 そして、犯人は最後には全員殺すのに、最初の時にはなぜハンクを殺さなかったのか。 フィルが犯人にハンクがおまえがやったと話したというシーンがあるのだが、ハンクを発見した時点でフィルは犯人の犯行を知ったはずなのになぜ警察にも病院にも連絡しなかったのか。 さらに、ハンクやフィル、ジェフなど殺された相手は犯人と向かい合いで一対一なのに、なぜ抵抗もなく簡単に殺されているのか。 このあたり、終盤は連続映像でごまかされているが、それが逆に矢継ぎ早に疑問が積み重なっていく結果となってしまった。 |