タイトル ジェイソンX 13日の金曜日
原題 JASON X
公開年 2002 アメリカ
監督 ジム・アイザック
出演者 ケイン・ホッダー
レクサ・ドイグ
リサ・ライダー
デビッド・クローネンバーグ
内容  近未来。クリスタル湖研究所では捕らえたジェイソンを軍に引き渡そうとしていたが、ジェイソンが突然蘇り、まわりに人間を殺害。唯一残った科学者ローワンはジェイソンを超低温室に閉じこめ、冷凍しようとするが、ローワン自身もジェイソンによって負傷し、一緒に冷凍されてしまう。
 そして、400年後。汚染し、廃墟となった地球に考古学研究のために星間探検隊が着陸。クリスタル湖研究所で冷凍化されたジェイソンとローワンを発見し、船内に運び入れる。ローワンは再生装置で命を取り戻し、ジェイソンは氷が溶けて復活。船内で殺戮を開始する。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 ホラー映画「13日の金曜日」の第10作。
 この作品では宇宙船内で殺戮を繰り広げるジェイソンということで、ただの「エイリアン」系の怪物映画に終わるのではないかと危惧したが、意外にもジェイソンの設定をいかした作りもされており、宇宙輸送船の航行シーンやランチのドッキング・シーンなど特撮部分でも安っぽさを感じさせないレベルには作られている。その分、船内のセットはバランスの悪い気もするが。
 見所としてはリサ・ライダー演じる女テクドロイドとジェイソンの対決や回復装置でジェイソンが変身し、重装甲化してパワーアップするところはインパクトがあった。
 この作品では最初から最後までジェイソン出ずっぱりなので、従来のシリーズからすると、恐怖感はなく、完全に怪物退治映画と化している。
 映画自体はそんなに不満はないのだが、細かい部分で気になる部分がある。例えば、序盤でレクサ・ドイグ演じるローワンがジェイソンを冷却した後、400年間、誰も調べに訪れなかったという点、輸送船がステーションに突っ込むのだが、輸送船のサイズとステーションのサイズが合わないのではないかという点、一度消えたジェイソンが次の姿を現す場所が相変わらず不自然な点など、恐怖映画だから許されるだろうみたいな甘えがあるのが気に入らない。
 また、このシリーズにしては珍しくジェイソンにやられないで死ぬ者が終盤に三人もいて、「13日の金曜日」シリーズらしくない。ジェイソンの目をはっきりと出してしまったのもマイナス。