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タイトル サイン
原題 SIGNS
公開年 2002 アメリカ
監督 M・ナイト・シャマラン
出演者 メル・ギブソン
ホアキン・フェニックス
ローリー・カルキン
アビゲイル・ブレスリン
内容  妻を交通事故で失ったショックで牧師をやめたグラハム・ヘスは長男モーガンと次女ボー、元野球選手だった弟メリルと農場でひっそりと暮らしていた。そんなある朝、モーガンがトウモロコシ畑で悲鳴を上げる。駆けつけたグラハムたちが見たものは巨大なミステリー・サークルであった。
おすすめ度 ☆☆★★★
 宇宙人と家族との攻防を描いたサスペンス映画。
 テレビやラジオで報道を聴きながら、自宅内で外にいる敵との攻防を繰り広げるところは、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のエイリアン版と言うところか。
 前半、エイリアンが現れるまでは非常に冗長な展開だが、M・ナイト・シャマランの脚本なら最後には意外な展開が待っているだろうと言うことで期待していたが、どんでん返し的なものはなかった。
 妻が死んだことで神が信じられなくなり神父を辞めた主人公が、終盤で妻が最後に残した言葉が状況を打開するきっかけになったり、息子が喘息だったためにエイリアンに殺されずに済んだことから、神の定める運命を信じるようになったという展開は少々こじつけという気も。
 また、エイリアンの弱点が水なら、宇宙船を作れるような知的なエイリアンは地球には最初から攻めてこないような気もする。それと、エイリアンが泥人間みたいな原始的な姿というのも、昔のB級SF映画を観ている感じで評価の難しいところ。さらに交信ができるのなら、地上にミステリーサークルのようなサインを残す必要もないだろうし、そもそも人を襲うのが狙いなら、ミステリーサークルを残しやすい農場なんかは人口が少ないのだから、UFOの集合場所としては不適切ではないのか、など疑問も残る。
 ただ、あくまでも状況だけでエイリアンを直接見せない恐怖演出は優れていて、特にテレビ映像の中でちらりと映るエイリアンのシーンはなかなか斬新だった。
 役者としては、大作映画の出演が主流となったメル・ギブソンが比較的こじんまりした役を演じるのも新鮮だった。