| タイトル | ダウン |
|---|---|
| 原題 | DOWN |
| 公開年 | 2001 アメリカ・オランダ合作 |
| 監督 | ディック・マース |
| 出演者 |
ナオミ・ワッツ ジェームズ・マーシャル マイケル・アイアンサイド ロン・パールマン |
| 内容 | ニューヨークの超高層ビル〈ミレニアム・ビル〉でエレベーターが客を乗せて異常落下をしたり、盲目の男性が転落するという事故が続いた。ビルの整備士マークとジェフリーがその都度、調べるが、異状は見つからない。そんな時、今度は警備員がエレベーターに首を切断され、ついに警察も捜査に乗り出す。 |
| おすすめ度 | ☆★★★★ |
| 評 | 連続エレベーター事故の謎を追う整備士と女性記者のサスペンス映画。同監督の「悪魔の密室」のリメイク。 エレベーターが人を襲うという以外は評価できる部分がまるでない映画で、ホラー映画だと思ってみると、大きく失望させられる。 単純にビル内を舞台にエレベーターが人を襲う話にすれば面白くなったと思うのだが、なまじ事件の真相にリアリティを持たせ、刑事ドラマのように事件を追っていく展開にしたことがこの映画に関しては完全に裏目に出てしまっている。しかも、バイオ・コンピューターが暴走したと言う割には、それがどうして人を標的にするようになったかの説明がなされていないし、最後でエレベーターの暴走をテロだと認識して大統領が軍を送り込むことにも説得力に欠ける。 また、この作品、予算が安いのか、特撮がかなり安っぽく、ラストのバイオ・コンピューターとの対決は完全に台無し。 登場人物は中盤まで誰が軸になって話が進むのかはっきりせず、登場人物の魅力も乏しい。 さらにこの作品の監督はシリアスの中にコメディ要素を盛り込むのが好きな監督なのだが、この作品ではエレベーターが人を襲う直前まで笑いをとろうとするので、緊迫感が薄れてしまった。 正直、「小さな目撃者」の監督と同じ監督は思えないひどい出来。 |